首相に何あった?憶測も、官邸執務2時間遅刻 (読売新聞)
菅首相は15日、居住している首相公邸から隣接する首相官邸への出邸時刻を予定より2時間遅らせ、正午から執務に就いた。
首相周辺は「午前の来客予定がなかったため、首相公邸で事務打ち合わせなどを行っていた」と説明したが、予定変更の理由を巡って、さまざまな憶測が飛び交った。
首相の出邸に先立ち、同日午前に行われた仙谷官房長官の定例記者会見では、記者団から「災害などもある中で(首相が公務につかないことは)違和感を覚える」「首相は体調を崩したのではないか」などの質問が相次いだ。
長官は「公邸で本を読んだり電話で見識のある人の話を聞いたりすることも、立派に首相の務めを果たすことだ。身体上の問題があればちゃんと公表する」と述べ、火消しに追われた。