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カテゴリ:お仕事
児童虐待が疑われるケースの損傷鑑定をする医師には、
1、各損傷を判別および評価し、適切に記録できること 2、CT、MRIの所見を最低限読めること 3、(法)医学的根拠に基づいた論理的な書類等作成、 意見陳述ができること が必要不可欠の条件だと思います。 警察や検察から依頼されるケースでは被疑者が特定され、 場合によっては拘留されていたり ある程度自供がなされていたりしますが、 児童相談所から依頼されるケースでは 保護者が完全否認だったり 矛盾した説明をあくまで繰り返したりして そもそも虐待か否かの判断をしなくてはならず、 なかなか大変です。 ですので、警察・検察からの依頼は受けるが、 児相からの依頼は受けないという法医学者もいて(苦笑)。。 自分でCTやMRIを読めないのに、 鑑定を引き受けたりするひとも 常に勉強し続けること、自らの限界を弁えること、 これだけは心して日々の実務に励みたいと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 11, 2015 12:07:42 AM
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