下村瑠衣騎手、畑中信司騎手（金沢）、赤岡修次騎手。
下村騎手が装着しているのは、大判のゴミ袋に切れ込みを入れたもの。この上に勝負服を着ます。
レース中に飛んでくる水を含んでドロドロになった砂や、冷たい風をゴミ袋がシャットアウトしてくれるそうで、高知ジョッキーズに重宝されちゅうよ。

３月１日、高知短期騎乗の最終日を迎えた畑中騎手。
第５Ｒ「岡山県ももたろう特別」を、イツモシアワセという３歳牝馬で勝利し、期間中の勝ち星が20勝に到達しました！

会心の勝利に、畑中ピースが炸裂。
イツモシアワセを管理する別府真司調教師も、満面の笑みで叫びました。
「いつも幸せ～～～☆☆☆」
副賞のお肉もゲットして大喜びです。

こちらは板メガネ（ゴーグルの上に装着する砂よけ）をかかげ、とびきり笑顔の永森大智騎手。

じつはこの板メガネ、畑中騎手のもの。
永森騎手は隙さえあれば、自分のサインを入れちゃうんですって。かわいらしいイタズラですわ。
「海外の大レースを勝った騎手が、カメラのレンズにサインを入れるでしょう？　あのイメージです（笑）」と永森騎手はニヤリ。こどもかっ。
ちなみに、板メガネはラップを巻いて保護してある状態。ペロッとはがせば元通りなのでご安心を。

いたずら板メガネにリラクゼーション効果があったのでしょうか。
畑中騎手は第10Ｒの「Ｅ・メンフィス特別」を、６番人気のエムティプレジールで快勝し、高知短期騎乗を勝利で締めくくりました。

大晦日からの約２ヶ月で21勝。
人気馬をきっちり勝たせるだけでなく、穴馬での活躍も目立ちました。
ラスト騎乗でも、３連単33万馬券を演出。
せめて19倍の単勝を勝っとけばよかった～。

送別セレモニーでは、地元のおんちゃんの「畑中くん男前！　最後よう勝ったね!!」という声援に笑顔で応えた畑中騎手。
さらにファンの方から焼酎をプレゼントされて、「めっちゃ嬉しいです～」とニッコニコ。
その夜の送別会では、金沢から取り寄せた新鮮なカニやノドグロを、仲間達にふるまい、飲んで食べて歌って飲んで、別れを惜しみました。

「高知のみなさんによくしてもらって、のびのび乗せていただいて。今年も本当に楽しかったです。春からは金沢で乗りますので、応援よろしくお願いします！」

また来ぃや～。待ちゆうぜよ。

３月20日の金沢競馬開幕まで、あと18日。
３月15日に高知競馬場で行われる黒船賞まで、あと13日！