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カテゴリ:黒船賞カウントダウン2016
夜さ恋ナイターの1日は、昼下がりの「モー展」で幕を開ける。 初めてモー展を見たとき、ぶったまげました。 「モーニング展望。」の司会:橋口浩二 橋口さんは1994年から、高知競馬の実況を担当しています。 出走馬がゲート裏で息を整えているとき、橋口さんは実況席からいろんな話をする。その馬の生産牧場、血統背景などを、わかりやすく伝える。協賛者のメッセージを優しい声で伝えて、素敵なコメントを添える。 高知のホースマンは皆、橋口さんの実況が大好きです。 「橋口さんは競馬のことを本当に考えてくれていますし、アナウンサーっていう立場だけじゃなくて、高知競馬の一員という感じですね」(赤岡修次騎手) バレンタインデーの「一発逆転ファイナルレース」で、ミシシッピデルタという牡6歳の芦毛馬が、勝利を挙げました。 「先頭は8番のミシッシッピデルタです。これがデビューから84戦目、初勝利となってゴールイン!」 先日、松木啓助厩舎のミシシッピデルタを訪ねました。
10年ほど前のことです。橋口さんに「最も思い出深い黒船賞」を訊ねると、「やはり第1回の黒船賞ですね」という答えが返ってきました。 第1回黒船賞 「鞍上の北野真弘が残り50m手前でガッツポーズしたんですけど、僕はなんだか北野とふたりでセッションしているような気持ちになっていました。あとで実況を聞き返すと、いつもの僕の実況と違っていましたね」 今年も高知競馬場で、黒船賞が行われる。橋口さんの実況を聴ける。この幸せを、しみじみと噛みしめる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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