|
カテゴリ:ダービーウイーク2016
写真提供:岩手県競馬組合 6月6日、盛岡競馬場のダート2000mで行われた「第36回岩手ダービーダイヤモンドカップ」。 単勝1.1倍の圧倒的1番人気に支持されたエンパイアペガサス(牡3、佐藤祐司厩舎)が、6連勝で戴冠を果たしました。 レース映像(楽天競馬サイト) 写真提供:岩手県競馬組合 道中は5~6番手で息をひそめていたエンパイアペガサス。 しかし向こう正面、残り800mあたりで鞍上の村上忍騎手が気合いをつけると、抜群の反応でスピードアップ。そして3コーナーで、早くも先頭に並びかけました。 直線に入ると独走状態で、後続を突き放して1着。 エンパイアペガサスの強さが際立つレースでした。 「先行馬が何頭かいたので、位置取りは想定の範囲内。ただ、折り合いすぎて、逆に心配になったぐらいでした。『走る気がないのかな?』っていうくらい、道中は遊び遊び走っていた。だから向こう正面で外に出して気合いをつけたら、今度はびっくりするほど反応がよかった。レースが上手で、すごく乗りやすい馬です。最初に乗った頃はまだ幼くて、『子どもだな』という感じしか受けなかったんですけど、今年に入って久々に乗せてもらった時に、『ずいぶん成長したな』と驚きました。まだキャリアが浅い馬ですし、これからもっと力をつけてくれると思います」(村上騎手) 今年は騎手リーディングの首位を快走する村上騎手。 4度目の岩手ダービーダイヤモンドカップ制覇を果たしました。 エンパイアペガサスを管理する佐藤祐司調教師は、嬉しいダービー初制覇。 佐藤調教師いわく、「ベストは1600mだと思います」とのこと。 今後は大井の黒潮盃(8月17日、ダート1800m)を視野に調整を進めていくことになりそうです。 また、早ければこの秋、ナムラタイタンと対戦する可能性があるようです。 岩手の現役最強馬ナムラタイタンVS新星エンパイアペガサス。胸躍るカードです。 サンエイホープ(牡3、瀬戸幸一厩舎)&菅原辰徳騎手が直線で脚を伸ばして、2着に食い込みました。金杯の勝ち馬が、復活の糸口をつかんだようです。 サプライズハッピー(牝3、櫻田康二厩舎)&山本聡哉騎手は3着でした。 1着 エンパイアペガサス 村上忍 2着 サンエイホープ 菅原辰徳 3着 サプライズハッピー 山本聡哉 4着 ノーノーイエース 齋藤雄一 5着 ツネオー 山本政聡 岩手ダービーダイヤモンドカップの全着順(楽天競馬サイト) エンパイアペガサスの父は、2011年から2015年まで日本で供用されたエンパイアメーカー。 エンパイアメーカーは、孫のアメリカンファラオが米三冠を達成したことで、アメリカに買い戻されました。 岩手で花開いた貴重な血。 エンパイアペガサスは、これからどんなふうに羽ばたいてゆくのでしょうか。 まずは8月の黒潮盃が楽しみです。 ☆井上オークスツイッターで、ダービー行脚のリアルタイムレポート更新中! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年06月15日 02時15分36秒
コメント(0) | コメントを書く
[ダービーウイーク2016] カテゴリの最新記事
|