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「フォトラ」店長のmy プロジェクトX

[shuffleメタルケース　開発] カテゴリの記事

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せっかく賞をもらったので。

出来れば最速で商品展開をしたいと思っています。shuffle自体が来年早々(1月10日に何か発表があるらしい）にはモデルチェンジするという噂が出ているので、時間的にそれ程余裕が無いんですよね～。形が変わらないで容量とか値段だけ変われば良いのですが、多分アップルの事だから形もちゃんと変えてくると思います。そうなると話題性から言って今回の商品は難しいかもしれませんが、せっかく素晴らしい商品が出来たので、ユーザーに手にとってもらいたいです。

2005年12月21日

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チャレンジ大賞　優秀賞受賞

先日からお話していた、「iPod shuffle用純和調ケース」が伝統的工芸品チャレンジ大賞の優秀賞に選ばれました！！応募総数５０点以上の中から、大賞１点優秀賞５点が選ばれ、その優秀賞に輝きました。見事大賞を受賞したのは、同じ墨田区の松徳硝子株式会社とデザイナーの毛利夏絵さんが企画制作した、「e-grass Dewライン」という蛍光管をリサイクルした江戸硝子が選ばれました。上の写真は昨日東京都振興公社で開かれた表彰式の記念撮影風景です。どれが私だか探してみて下さい（笑）まずはご報告まで。

2005年12月20日

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せっかくなので

小さい写真だと細かい細工がわかりにくいので、拡大写真もアップします。↑純和調ケース「桜」↑さらに拡大。１品１品すべて職人さんの手彫りです。もし販売するとしても価格高くなりそうですね～。完全オーダーメイド生産です。

2005年12月14日

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shuffle純和調ケース

nano用プロテクトケースの出荷と時を同じくして、こんなshuffleケースを作ってみました。「iPod shuffle用　純和調メタルケース」アルミダイキャストケースに日本の伝統工芸、「彫金加工」を職人の手作業で掘り込んだものです。これは墨田区、台東区、荒川区、葛飾区が主催した「伝統的工芸品チャレンジ大賞」に応募する為に製作したものです。↑「鶴」です。イメージとしては花札かな。シャッフルの操作スイッチを月に見立ててみました。↑「桜」です。墨田区といえば、桜ということで、舞い散る桜吹雪です。↑「唐草模様」です。↑shuffleを入れたところ職人さんに頼んだ時は、大体のイメージしか伝えなかったのでどんなものが出来るか不安がありましたが、想像以上の出来になりました。賞の発表は12月19日ですので、結果がわかりましたらまた報告します。

2005年12月13日

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麗しきパッケージ。

ブライトンネットより発売されるメタルケースこと「職人技」ですが、パッケージングもかなり凝ったつくりになっています。４色発売っす。表を拡大した所です。iPodのアクセサリーは多数発売されているのですが、ほぼすべてが洋風なデザインとネーミングになっています。そこであえて「職人技」という和風なネーミングで、漢字デザインを前面に出してもらいました。裏面にはこの写真ではわかりにくいと思いますが、職人さんの写真が掲載されています。そしてしっかりと「made in japan」が明記されております。本職のデザイナーさんが作っただけあって、素晴らしい出来映えですよ～。

2005年10月11日

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ネット販売一時中止します。

突然ですが、ネットショップでのメタルケース販売を中止致します。理由はブライトンネット社より弊社商品が販売される事になり、価格設定がオープンプライスとなった為です。ネットショップ価格の3000円は中間コストを０にした為実現できたものでして、小売店に卸す際には不可能な値段設定です。その為、バッティングを避けるために今回の処置となりました。ブライトンネットから出されるメタルケースの商品名はずばり「職人技」といいます。東京下町の町工場の職人が作り上げた、逸品という触れ込みです。10月7日発売開始となりまして、全国の家電量販店などで販売予定です。店頭に並ぶのが今から楽しみですね～。

2005年10月07日

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musuc storeにソニーが参入

今日付けの読売新聞を読んでいるとこんな記事が。「ソニーミュージックがitunes music storeに今年中参入」やはり参入する事になりましたね～。たった1社だけ参入しないままだと、いかにも圧力がかかっているみたいで、世間の評判が悪いですし、実利も考えた上の決断だったのでしょうが。これで更にiPodの勢いが増す予感がします。私もmusic storeで音楽をダウンロードしていますが、1度使い始めると使い易さに病み付きになってきます。クレジットカード情報を入力しなくても、musicカードを購入すれば簡単に手続きが出来ます。まだまだ楽曲数は多いとは言えませんが、これから拡充されていくでしょうし、期待は大です。

2005年09月05日

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ヨドバシにて思うこと

昨日の続き。shuffleケースを作っている私としては、やはりiPodの売り場が気になります。売り場面積的にはやはり他の機種より幅を取っていますが、圧倒的という程は取っていません。しかし一番驚くのはiPod関連のアクセサリー売り場の大きさです。アクセサリーだけで一つの売り場を構成しています。これって今までのオーディオプレイヤーには無かったと思います。iPodの成功の原因はitunesの使い易さとか、music storeで気軽にダウンロード出来るとか、デザインが良いとか、ブランド力とか。。。。色々考えられますが、サードパーティーの参入し易さも大きな要因だと思います。第三者企業がケースやアダプターなどの関連商品を開発する事によって、iPodの付加価値をより高いものへと昇華させていきます。これがソニーのように自社だけで完結するやり方では、商品を１度購入したら商品の価値はそのままです。しかしiPodは豊富なアクセサリーを取り揃える事で、自分だけのオリジナルiPodを作る楽しみがあります。これって戦略としては相当スゴイですよね～。さすがスティーブジョブスです。rioが撤退を表明して、アップルとソニーの一騎打ちの様相を呈してきましたが、自分としては来年あたりには決着付くのではないかと予想しています。今いえるのはソニーは相当分が悪いって事ですね。

2005年08月27日

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iPodアクセサリーって

本日も外回り。昼の休憩時間を利用して、錦糸町のヨドバシカメラを一回りしてきました。総合電気店をぶらっと見学するのも仕事のうちです。いわゆるマーケッティングリサーチですね～（別にサボっているわけではないですよ～）やはり気になるのはオーディオプレイヤー売り場。MP3プレイヤーやHDD、フラッシュプレイヤーなど所狭しとならんでいます。数年前までは主流だったＭＤやＣＤは本当に隅のほうへ追いやられています。しかし携帯型オーディオプレイヤーってどれもこれもプラスチックばかりで、触った時の質感が安っぽいんですよね～。自分はプラスチック屋さんですが、外観素材としてのプラスチックは大嫌いです。中身の機構部分に使われる分にはとても有用ですが、見た目や質感を大事にする部分にはふさわしくないと思います。みんなプラスチックばかりだからどのプレイヤーも同じに見えてしまいます。その中でデザインが良いのはソニーのネットワークウォークマンでしょうか。ガラスの小瓶を思わせるような独特の色合いで人目を引き付けます。しかしこれもプラスチック素材を使っている為、触るととても貧相で安っぽいです。（明日へ続く）

2005年08月26日

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オーダーメイドケース

実現に向け着々と準備。コスト計算とか手間の問題を検討中。計算したところ５０００円＋送料税込みで５３００円くらいでなんとか実現できそうです。ただし１ヶづつ対応していると、とてもじゃないですが人的コストがかかってしまうので、１０ヶ位オーダーがまとまってから生産開始になりそうです。１０ヶはそれぞれ別の人のオーダーですが、それくらいまとめてからやらないと移動やら何やらで合わないんですよね～。でも実現出来たら業界初(iPodアクセサリーの中で)になると思うので、いまからワクワクしながら取り組んでおります。

2005年08月25日

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人間広告塔

本日は色々と外回り。最近外に出歩く時は公私ともにシャッフルメタルケースを首からぶら下げて移動しております。ちなみに自分自信のお気に入りは金色。今のところレアメタルの販売割合が圧倒的に多いのですが（７割近くがレアメタル）、金色やパープル、青色は実際に手にとって見てみると、その綺麗さがわかってもらえると思います。まあこればかりは、ネット販売の限界ですよね～。写真で上手くみせても、質感とか微妙な色合いまでは表現出来ません。このあたりは店頭販売には絶対にかないません。外に出歩くとiPod shuffleを持ち歩く人がかなり見受けられます。しかしノーマルを首からかけていると、純正イヤホンのケーブルが非常に長いので、かなり鬱陶しいイメージです。自分はダラっとしているのが嫌なので、純正のイヤホンを外し、ケーブル収納が出来るタイプを使用しています。ちなみに　オーディオテクニカの「ATH-EQ77」を現在使用中です。価格も手頃(3600円)で音質も結構良い感じです。何より余分なケーブルを巻き取って自由に長さを調整出来るので、これを使ってメタルケースを持ち運べば、数ある携帯型プレイヤーの中でコードのスッキリ度は最高でしょうね～。他のプレイヤーを使っている人とすれ違うときは、程好い優越感を感じております。(笑）

2005年08月24日

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オーダーメイド　シャッフルケース

世界に一品だけのシャッフルケース、あなただったらいくらなら買います？現在3300円で発売中のメタルケースですが、表面と裏面に自分のデザインした絵柄を描いたオーダーメイドケースを作るサービスを考えています。その時、どれくらいの価格設定が良いか迷っています。方式としては、イラストレーターでデータを作ってもらい、それをもとに特殊加工を行います。10個以上の注文でしたら単価を下げる事は可能なので、販促品とか記念品に使う事が出来ますね。しかし本当に面白いのは世界に一つだけのオリジナルケース製作サービスだと思います。このサービスは自分自身が「あったらいいな～」と思って始めるものですから。ブログは情報の発信も受信も即座に出来ますから、このような企画についての感想をもらうにはうってつけのツールですね。皆様のご意見お待ちしています！

2005年08月23日

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汗をかきかき・・

久しぶりの更新です。休み明けもメタルケースの検品及び研磨剤落とし作業に追われておりました。研磨剤落としとは、バフ研磨の際に使う研磨剤を特殊な溶液を使って綺麗に落とす作業です。この作業を怠ると研磨剤の黒さが残ってしまい、仕上がりに影響が出てきます。作業場は冷房が効いていないので、扇風機のみで作業です。最近日中は３３度↑になるので、お金の使わないダイエットですね～。痩せたい方どうぞご来社下さい（笑）新しい展開として、オーダーメイドのメタルケースを現在検討中です。その一例が下の写真です。作業方法はまだヒミツなのですがこの方式ですと〇カラーの再現可能〇爪で引っかいても取れない。〇小ロット（１～１０個）でも対応可能と相当良い線いっています。これからこの技術を使って販促品とか完全オーダーメイドケースを展開していきたいですね～なぜ剣道の図柄かは不明です（笑）

2005年08月22日

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明日から

明日から夏休みに入ります。今年はちょっと羽を伸ばして中国観光へ。山東省の青島（チンタオ）に行って参ります。というわけでしばらくブログはお休みです。また来週お会いしましょう～！

2005年08月11日

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記事ありがとうございます～

先日のパープルケースの紹介記事に続き、また嬉しい書き込みが。。shuffleケース購入何が嬉しいって、このブログが始まった当初から交流があった「アメリカ産豚ロース」さんに紹介して頂いたからです。このブログは元々iPodmaniaの日記としてスタートしまして、iPod繋がりで相互リンクも張って頂いていました。このような形でコメント頂くと本当に嬉しいですね～。またおもしろい展開をして記事に取り上げられる様、がんばりまっす。

2005年08月09日

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うれしい書き込み

先日の記事にトラックバックがついているので見てみるとこんな書き込みが。メタルケースが写真付きで紹介して頂いていて、しかもストラップにもこだわりを持って使ってくれています。まさに望んでいたような使い方をして頂いています。このメタルケースはそのまま使っても良いですが、ストラップとかイヤホンの色を変えるだけでバリエーションを楽しめます。本当はそこが狙いだったりします。こんな風に紹介して頂けると開発者冥利につきますね～。

2005年08月05日

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新展開

メタルケースの販売もなんとか順調に運び、初めての直販にしてはまずまずの出来かなと満足しております。しかしこれで展開は終わりませんよ～。あくまで４色は基本形なので、オーダーメイド的な販売方法も模索中であります。まだ具体的な内容は公開出来ませんが、近日中に面白いものを見て頂けると思います。乞うご期待です。

2005年08月04日

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初回分完了

おかげさまで、初回ロット分は無事販売完了いたしました。現在二回目のロットを生産中です。このshuffleケースはサイトの方でも製作過程を公開しているのですが、公開されている過程の他にも結構手間がかかっていたりします。それは鋳造、研磨、塗装の各工程があがった後、一度引き取ってから検品する手間がかかっています。その検品は当社で全て行っています。この検品過程を抜かしてしまうと、品質を一定にする事は出来ません。特にアルミダイキャストは品質のバラツキがある為、念入りに検品を行う必要があります。今日も家内制手工業状態で検品三昧の日を送っております～。(^。^;;

2005年08月03日

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shuffleメタルケース　開発１７

いよいよ発売日当日を迎えました。先行予約を１０日前から行っていたので、予約分の発送に一日追われておりました。何せネットショップの運営など生まれて初めてですから、初体験の連続です。でも無事初回発送分が終了し、ホッと胸をなでおろしている所であります。先行予約をされた方、明日土曜日に到着予定ですので、楽しみにお待ち下さい！！

2005年07月29日

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shuffle メタルケース　開発１６

いよいよ発売開始まであと２日になりました。しかし生産個数が結構多い為、まだ仕上がり最中でございます(^。^;;現在塗装段階に入っていて、今日中に完成予定です。明日は最終検品と箱詰め＆発送作業で一日中追われそうです。そんな生産の合間をぬって先日shuffleの使用例写真を撮る為に、両国にある国際ファッションセンターへ。墨田区の関係でお世話になっている漢字Ｔシャツ「Anything」代表の西村さんのご紹介でバイトしている女の子をモデルになってもらいました。スタイルがとても良い方でしたので、shuffleメタルケースも良く映えています^^シルバーのネックレスに付けても、とても良い感じです。ちなみに彼女が着ている坂本竜馬のＴシャツは「オリジナルTシャツ」に衣装協力してもらいました。早速撮影した写真をサイトに入れさせてもらいました。上の写真下の写真撮影に快く協力してくれた西村さん、モデルになってくれたReikoさん、本当にありがとうございました。

2005年07月27日

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shuffleメタルケース　開発１５

このブログでもshuffleケース.comでも製造工程を全て公開しているので、人から良く「そんなに公開しちゃっていいの？真似されるのでは？」とご心配頂きます。しかし他のメーカーや個人が製作をトライしてみても、多分不可能だと思っています。ダイキャストの鋳造やバフ研磨、塗装などの工程は簡単にやっているように見えますが、その裏側には多くの失敗や経験によって蓄積されたノウハウが活かされています。まさにこの部分が日本製造業の強みだと思います。この製品を中国に持っていって、コピー出来るかと言ったらまず不可能でしょうね。昨日のワールドビジネスサテライトで金型図面の中国への流出問題が取り上げられていましたが、ただ図面を見ただけでは新規技術は無いように思いますが、その裏側にはもの凄いノウハウが詰め込まれているわけです。その部分を当の日本政府が理解しないで、敵に塩を送ってどうするんでしょうか！ご覧になっていない方には、わからない話になってしまいましたが、ちょっと憤りを覚えてしまいブログに書いてしまいました。

2005年07月26日

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shuffleメタルケース　開発１４

金型発注は６月中頃にかけていたため、つい先日金型が完成いたしました。金型が完成したらまずは試し打ちを行います。試し打ちで設計や品質にトラブルがなければすぐに量産に入れますが、大体数箇所は修正個所が出てきます。↑ダイキャストの取り出しは殆どが職人さんによって一つづつ行われます。ロボットによる取り出しも可能ではありますが、量産個数が余程多い時以外は人手によってなされます。↑溶かされたアルミニウムをヒシャクのようなもので掬い取ります。↑掬い取ったアルミニウムを金型に流し込みます。↑初めて取り出された「iPod shuffle用アルミケース」です。初めて取り出されるときは、上手く出来たかどうかの緊張感と、やっとここまで辿りついたという感動が入り混じったなんとも言えない思いがします。下に置いてあるブロック状のものは、アルミニウムのインゴット（塊）です。この塊を溶鉱炉で溶かして、金型に流し込みます。ケースの周りには、湯口と言われるアルミの流れた跡が残ります。金型から取り出されてすぐの状態では、このようにとても見た目は悪いです。ここからいかに磨きをかけていくかが、腕の見せ所ですね。

2005年07月25日

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shuffleメタルケース　開発１３

表面処理方法が決定したので、色のバリエーションも考えます。アルミそのままの色だけでは、寂し過ぎるので何色か検討してみました。赤、青、ピンク、紫、金色、緑、茶色・・etc色決めはいつでも難しいですね。流行の色もありますし、狙うターゲットによっても変わってきます。でも今回は自分が身につけていて、良いと思うものをピックアップしてみました。その結果、青・紫・金色そしてアルミそのままの計4色でした。金型作成中は1ヶ月ほど時間があったので、その間にサンプルを作成してみました。↑アルミそのまま（クリアー塗装済み）↑ゴールド↑ブルー↑パープルここまでの発色を実現するために、同じ色でも塗装方法や濃淡を調整しなければならないので、塗装職人さんに頼み込んで何度も試作してもらいました。後は金型完成を待つのみです。

2005年07月22日

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shuffleメタルケース開発　１２

開発ドキュメントの続きです。バフ研磨の輝きを出す事は決定したのですが、問題は傷や指紋などをいかに付きにくくするかです。その時閃いたのが、以前当社で開発協力及び量産を行っていたある商品の技術を使う事です。そのある商品とは、ＨＫＳという知る人ぞ知る、チューニングパーツメイカーの商品で、名前を「シーケンシャル・ブローオフバルブ」といいます。（通称スーパーＳＱＶ）車に詳しい人でしたら、「ああアレね！」とわかるパーツなのですが、簡単に言うとターボ車が過給を行った後の空気をスムーズに抜く為のモノです。チューニングカーがアクセルオフした時に、「プシュー」という音が聞こえたらそれがブローオフバルブの吐出音です。↑これがスーパーＳＱＶです。どうです？綺麗でしょう。内部の機構はＨＫＳが設計開発しましたが、外観部分は当社が殆ど開発致しました。また仕上げ・量産工程も全て管理しました。この時に使ったのが、バフ研磨＋クリアー焼付け塗装という処理方法です。バフ研磨そのままでは、すぐに汚れや傷がついてしまい商品になりませんが、塗装処理を施す事で、表面に防護膜を張る事が出来るので、研磨面を守る事になります。この処理方法を使って今回のメタルケース表面処理を施す事になります。

2005年07月20日

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メタルケース　先行予約スタート!!

このブログでは開発過程の紹介途中ですが、先日shuffleメタルケースの先行予約をスタート致しました。サイトの名前は「shuffleケース.com」というそのまんまのタイトルです(笑)価格は送料税込み３３００円、色はレアメタル、ゴールド、ブルー、パープルの４色になっています。発売日は７月２９日です。このサイトではまだまだ開発ドキュメントを続けていきますが、まずは発売のお知らせまで。

2005年07月19日

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shuffleメタルケース　開発１１

メッキの光沢は均一な輝きを見せ、とても美しいのですが、少しでも傷や表面のアラがあると目立ってしまいます。そこで、メッキではなくバフ研磨の輝きをそのまま表現する事にしました。↑バフ研磨職人さんの作業風景。バフ研磨とは、布製またはその他の材料で作られた研磨輪（バフ）の周囲（表面）に種々の研磨剤などを付けて、回転する事により素材とバフの摩擦に寄って研磨する方法です。この作業は機械化が難しい為、職人さんの腕と経験によって仕上げられます。iPodの裏面は、新潟燕市のバフ研磨職人さんによって磨かれているという話は、結構有名です。↑鏡面仕上げされた裏面。しかしバフ研磨によって鏡面仕上げ(鏡のように磨きあげること)したとしても、汚れや傷に弱いので、使っているうちに傷だらけになってしまいます。↑わが愛機の無残な後ろ姿。今回のshuffleケースは携帯を前提にしているので、使っているうちに傷がついてしまうようでは、意味がありません。バフ研磨の輝きを残したまま、傷がつきにくい処理を必要とします。

2005年07月19日

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shuffleメタルケース　開発１０

金型が出来上がるまでに時間がかかるので、その間に表面処理の方法を検討します。↑これは以前アルミダイキャストで作ったものです。ダイキャストは金型から取り出された直後は、品物の周りに金属の流れたあとが付いています。この余分な部分をバレル研磨やバリ処理工程で除いていきます。↑これが余分な部分を取り除いた状態です。アルミといえば、綺麗な光沢を思い浮かべるかもしれませんが、最初はあまり輝きがありません。ここから表面処理を行う事で輝きが増していきます。↑これはメッキ処理をしたものです。前の写真に比べ格段に美しさが増しました。↑遠くから見ていると綺麗に見えますが、近くに寄ると所々に処理しきれていない個所が出てきます。アルミダイキャストは鋳造条件によって品質がかなり左右されるため、安定した品質を保つのは非常に難しいです。その為表面にボツボツが出ていたり、「す」と言われる金属の空洞が生まれてしまいます。今回のケースは表面の美しさが命になる為、メッキ処理以外の方法も検討しました。

2005年07月15日

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shuffleメタルケース　開発９

金型を発注してから製作に約一ヶ月ほどかかります。こちらが渡した設計図面を、金型図面と言われる金型を製作する為に必要な図面に書き直します。この作業に手間をかける事で、完成度の高い金型が生まれます。金型製作のノウハウというのは、単に切削やワイヤーカットといった加工だけにあるわけではありません。本当のノウハウは金型図面を設計する所にあるといっても過言ではないのです。日本の金型技術の凄い所は、日本の高度成長期にありとあらゆる設計を経験してきた金型職人さんがいる所にあります。高度成長期にはオモチャ・家電・携帯・ゲーム機といった新しいハードが大量に開発され、その開発を担ってきたのが下町の金型職人さん達です。しかし最近では設計図だけ書かせて後の加工は中国にまかせる、といったやり方がまかり通っています。酷いところになると、五型発注する約束で設計図を書いてもらいながら実際には１型しか発注せず、その一型を中国でバラしてその通りに作らせる、なんてやり方もされています。こうしたやり方の多くが大企業と言われる所でやられているのですから、日本製造業の行く末も危ないです・・。話が横道にそれてしまいましたが、次回は表面処理についてお話したいと思います。

2005年07月14日

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shuffleメタルケース　開発８

外観のデザインが決まったら、内部の詳しい設計を行っていきます。例えば使い勝手が良くなるように設計したり、量産しやすいカタチに変化させていきます。↑表側です。↑拡大した所です。シンプルな設計ではありますが、直接ケースにshuffleが触れて傷がつかないようにする為、微妙な段差をつけています。↑裏側です。↑拡大した所です。上部に小さな穴が開いています。ここにストラップの紐を通す事が出来ます。ここには少しこだわりがあります。shuffleはもともと白いストラップが付いていて持ち運ぶ事が出来るのですが、USBキャップの方にストラップが付いている為、shuffleが逆さまになってしまいます。そこで今回のケースでは、スイッチ部分を上に向ける事が出来るようにストラップ紐の位置を工夫しました。↑完成予想図です。３次元図面だとかなりの精度で予想をする事が出来るので、設計ミスやイメージの相違が起こる事が少ないです。あまりに予想と同じになってしまうので、完成したときの感動が少し減ってしまうのはご愛嬌ですが・・この設計に基づきいよいよ金型製作に取り掛かりました。

2005年07月13日

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shuffleメタルケース　開発７

shuffleの採寸が終わったので、簡単にデザインスケッチを描いてみます。あくまでケースなので、それほどデザインの余地は無いのですが、金型による製作になる為、微妙なＲ（カーブ）の付け方にこだわってデザインしてみました。まずはシンプルに板状のモノ。片面だけ微妙なＲを付けたり。両方ともＲを付けてみたり。縦方向にＲを付けてみたり。こんな風にデザイン案を思いつくままに書き連ねていくと、理想のカタチが生まれてきます。

2005年07月11日

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shuffleメタルケース　開発６

ケースを開発するとなれば、まずはshuffleの採寸作業から始まります。カタチとしてはとってもシンプルなので採寸作業も楽チンです。しかしshuffleってプラスチック屋の目から見ると相当凝った作りをしています。デザインと色に目が行ってしまいがちですが、継ぎ目のないケース状のモノを作るのには結構技術が必要とします（金型製作や設計の上で）。またＵＳＢを保護するキャップについても、ただかぶせるだけのカバーにはなっていません。カチっという確認音と共にしっかりと閉める事が出来るようになっていて、キャップ側にベアリングが入っていて、ＵＳＢの穴にしっかりと収まるようになっています。こんな所からもAppleという会社のデザインにかける情熱が伝わってきます。 iPod shuffleの３次元化を終了させ、この図面を基にカバーの設計に入っていきます。

2005年07月08日

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shuffleメタルケース　開発５

私が自分で欲しいと思うケースを開発するのが、今回の商品開発の最大のテーマですので、自分の希望を書き連ねてみました。価格色製造方法表面処理ストラップカタチ３０００円位４色を最初に用意。　その後限定100セット位で特殊な色を販売。アルミダイキャスト未定、金属の光沢と質感を出せるような表面処理が理想。当然付けたいアルミ削り出しでは出せない、Ｒ形状を表現。色については、基本はブルー、ピンク、シルバー、といった基本色を揃えておいて、後から特殊な色を限定販売してみたいです。例えば金色とか迷彩色とかシャア専用shuffleケースみたいなやつを。。製造方法については、他のメーカーがアルミ削り出しで手加工に近い形で製造している為コストが高くなってしまいます。そこで私の場合はアルミダイキャストを製造方法として取り入れる事で、低価格化を実現したいと考えています。ダイキャストの場合、初期費用として金型代が発生してしまいますが、一個あたりのコストを低く抑える事が出来る為、低価格化が実現できます。ストラップはぜひ付けたいですね～。ストラップの種類は豊富でしかも安いですから、ストラップの種類を換える事で他の人とは違う自分だけのshuffleを楽しむことができます。

2005年07月07日

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shuffleメタルケース　開発４

開発をするとなれば、まずは現状分析から開始します。今のところ金属製のケースで発売されているのは、以下の２種類です。 Y'sデザイン　iPod shuffle用HardCase価格　　　6200円～(税送料込み)色　　　　シルバー、ブルー、黒、ガンメタリック製造方法　アルミ削りだし表面処理　アルマイト処理(陽極酸化皮膜)ストラップ　取付け可能focul store iVault価格　　　4280円(税送料込み)色　　　　シルバー、ブルー、パープル、赤、黒製造方法　アルミ削りだし表面処理　アルマイト処理(陽極酸化皮膜)ストラップ　取付け不可現状ではこんな感じです。ここで一番気になるのは、価格の高さではないでしょうか。shuffle自体の価格が10000円前後である事から、半分の値段を出して購入するのはかなりの負担に感じます。まあ金属製なので、価格の高さは仕方が無い気がしますが。同じかそれ以上の品質で3000円前後の価格設定が出来れば、購入し易いですね。色については、アルミニウム素材を使っているのでアルマイト処理を両者とも使っています。アルマイト処理とはアルミの表面を酸化させて、薄い皮膜を作る処理方法です。この処理を施す事で、表面が硬くなり傷や汚れがつきにくくなります。iPodミニにも同様の処理が施されています。しかしアルマイト処理ですと、着色方法が限定されてしまい赤、ブルー、黒、パープルといった色に限られ、しかも色合いが一定になります。今回の開発ではアルマイト処理では無い、他の着色方法を検討してみたいと思います。（続く）

2005年07月06日

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shuffleメタルケース　開発３

iPodshuffle が発売されて半年が経ちましたが、shuffle自体のシンプルさゆえかケースやカバー関係が豊富に揃っていました。iPodshuffleケース関連特にシリコンケースやプラスチックケース、布製のカバーが豊富に出ています。しかしプラスチックのモノにあえて、プラスチックを被せてもあまり面白みが無いと思いまして、硬質な金属製のケースを探しました。 Y'sデザインさんが出しているアルミケース focul storeのアルミケース結構センスが良いケースなので、購入を検討していたのですが、値段を見てちょっと考えてしまったんです。上が送料込みで６３００円、下が送料込みで４９００円とかなりお高い感じ。。shuffle自体が10000円程度で購入出来るのに、その半額をケースに注ぎ込むのはちょっと躊躇ってしまいました。「出来れば同じ品質のもので、3000円程度で買いたいな～。。」という個人的希望が今回の開発の出発点となりました。

2005年07月04日

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shuffleメタルケース　開発２

皆さんお馴染みのiPod shuffleです。実は２ヶ月程前に携帯用に購入したのですが、非常に使い勝手が良くて重宝しております。普通のiPodだとちょっとした散歩や体を動かす時には、大袈裟になってしまい持ち運ぶのをタメらっていたのですが、shuffleなら軽いし操作も簡単なので気楽に外出出来ます。最初は白一色のシンプルなデザインに満足していたのですが、長い間使っていくうちにデザインへの飽きとちょっと頼りなさを感じてきました。だってメモリースティックそのままなんですもの。プラスチック外装なので踏んだり落としたりしたら、簡単に壊れてしまいそうです。そこで頑丈で見た目の良いケース探しをネットで始めました。（続く）

2005年07月01日

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shuffleメタルケース　開発１

随分日記をサボってしまいました・・実は今、自社商品の開発に取り組んでおりその準備に追われていました。ようやく商品化の目処が立ち来月に販売をスタートする予定です。新商品についての開発ドキュメントをこれからこのブログでご紹介したいと思っています。乞うご期待！！

2005年06月30日

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