|
|
|
2022年12月11日
カテゴリ：漫画
『戦争は女の顔をしていない』 小梅 けいと/スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ ・・・解説・・・ ソ連では第二次世界大戦で100万人をこえる女性が従軍し、 看護婦や軍医としてのみならず兵士として武器を手にして戦った。 しかし戦後は世間から白い目で見られ、 みずからの戦争体験をひた隠しにしなければならなかった――。 500人以上の従軍女性から聞き取りをおこない戦争の真実を明らかにした、 ノーベル文学賞作家の主著。 原作はこちらみたいですね   戦争は女の顔をしていない （岩波現代文庫） [ スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ ] 独ソ戦争のソ連側の 戦争に従軍した女性の語りです 翻訳してマンガにしているので ん??ってところはあったり いきなり終わっていきなり始まってたりするのですが 内容は濃いです 女性目線の戦争 しかも男の帰りを待っているのではなく 男性と一緒に戦争で戦っている女性たち こんなにもたくさんんの女性が 従軍していたのは知りませんでした 男に負けたくない、差別されたくない 体調の問題、戦争の悲惨さ、苦しさ とにかく赤裸々に描かれています 作中でも言っていましたが 全てが真実ではないと 記憶の曖昧や、記憶の改ざんなど 色々あるけれどやっぱり戦争は悲惨で 酷くて残酷だという事がよくわかります 男と同じように銃をもって戦場で殺し合い 戦場での医療看護 命をかけてまで国の為に戦場で戦ったのに 戦争が終わって帰ってくれば 世間から差別されたりもしたらしい 今、ロシアとウクライナが戦争をしてますが この作品にも今テレビで報道されている 地名がたくさん出てきます あんなつらい戦争をしたのに また同じことを繰り返してるのかと 情けなくなります なのでこうやって昔の過ちは 語り継がなければならないんだと思いました  私 的 評 価５ 段 階  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2022年12月25日 23時18分52秒
コメント(0) | コメントを書く
[漫画] カテゴリの最新記事
|
|
