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2023年02月15日
カテゴリ：小説
『後宮の烏5』白川紺子 ・・・解説・・・ 高峻は寿雪を救い出すため、もっとも険しい道を選び、進んでいく。 初代烏妃、香薔(こうしょう)の過ちをただすこと。 すなわち、香薔が烏妃のなかに閉じ込めた烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)を解放すること。 この秋、宮中は慶事に沸いた。 同じ頃、先の騒動の影響で夜明宮は、ひっそりと静まり返っていた……。 烏妃はひとりで在るもの。先代、烏妃の戒めが、寿雪の胸を刺す。 それでも周囲には九九や温螢、淡海たちがいる。 寿雪は、抱えたものを守り通すため、 烏妃として突きつけられた切ない運命に対峙することを決意して――。 久しぶりにこちらの作品に戻ってきました
前回、高峻の妃二人がご懐妊ってとこで終って え?? え?? ご懐妊?? 高峻・・・やることやってたのか! ってちょっと疑ってしまったけれど そりゃそうだよねぇ 高峻は皇帝だからそれも責務だもんね けどこういう作品は、なんだかんだとヒロインを大切にしてて 後宮でいっぱい妃いたとしても ヒロインだけを思うってのが定番だけれど この作品はそこを覆してきたね まぁ高峻も政治的な意味も含めて 二人の妃が懐妊してるからね 計画的犯行なんだろう(笑) ５巻の序盤では懐妊の話を聞いても 寿雪は違和感くらいにしか思ってなかった心が 話が進むにつれ 高峻から結界を破り自由になったら 阿国へ行く気はないか、と言われてしまい戸惑う もちろん高峻は寿雪の為を思って 寿雪の安全だけを思ってそう考えたのだけれど この国を離れ、高峻と離れることを考えると 胸がざわついてきた寿雪 高峻と離れたくない、だけれど お互いの事を思うと離れるのが一番 ここでようやく寿雪が自分の気持に気づいた やっと・・・ やっとだよ・・・ 結界も破れ麗娘に救われたシーンは とてもよかったと思います 麗娘の寿雪を思う気持ちが泣けてくる てか、寿雪どうなったの?? 大雨で寿雪の銀髪があらわになり 正体がバレてしまった!! 気になることがひとつ 白雷が協力してもいいと訪ねてきたとき 占いの話をしてたよね 高峻のまわりに兄妹はいないか、と その妹は命を落とすかも・・・と 高峻はいかさま占い師だとあまり信じてなくて 兄妹なんていくらでもいるし サナメ家の者たちだと思ってるみたいだけど・・・ 衛青が顔色を変えたとあったから まさか・・・ 寿雪の事なんじゃないの?? 衛青と寿雪は腹違いの兄妹だもの 不安だぁ・・・ わたしの杞憂であって欲しい きっとここからクライマックスまで一気なんだろうね もう続きが気になっちゃいます  後宮の烏 1【完全生産限定版】【Blu-ray】 [ 白川紺子 ]  私 的 評 価５ 段 階   お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2023年02月15日 00時00分07秒
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