ビデオ評平成30年2月6日(火)
『グレートウォール』平成28年2016年中国、アメリカ監督チャン・イーモウ 脚本カルロ・バーナード、ダグ・ミロ、トニー・ギルロイ 万里の長城になぜか西洋人がいて、そこで怪物(論語にも出てくるトウテツ)と戦う気高き兵士たちに感銘をうけ…… アホらしい与太話だけど、ギミックの作り込みは見事。 ★★★☆☆『グレイハウンド』平成29年2017年スペイン監督アドルフォ・マルティネス・ペリッツ 題名は内容と何の関係もない。 アフガニスタンで戦うスペイン兵の「ブラックホーク・ダウン」。 ★★★☆☆ 『はじまりへの旅』平成28年2016年アメリカ監督・脚本マット・ロス キチガイ左翼の父親に洗脳された子供たちと、その父親の再生物語。 作中で登場する書籍を全て読んでいるという、この私のアホらしさ。 もし30年前に子供を授かっていたら同じことをしていたかも。 身につまされます。 ★★★☆☆『ファインド・ミー』平成28年2016年イギリス監督・脚本ザック・ウェドン まるでニンゲン観察「モニタリング」。 アナタの妻がスパイだったら? アメリカ映画のハッピーエンドでないところが渋い。 けれど、色々なところでつじつまが合わず、物語は破綻している。 ★★★☆☆『カフェ・ソサエティ』平成28年2016年アメリカ監督・脚本ウディ・アレン 1930年代、ハリウッドの黄金時代。 夢みる青年と現実主義の恋人。 別れと成長、再会。 イカしたジャズに乗せたイカした物語。 ★★★★☆