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今日のまとめ
製造業購買担当者指数(速報値) 中国の4月の製造業購買担当者指数(速報値)は50.5でした。コンセンサス予想は51.5でしたので、それを下回ったことになります。 中国の製造業の活動はどうやら今年の1月がピークで、再び下降局面に入っているように見えます。 これは最近発表された弱い鉱工業生産や、下げ足を速めている生産者物価指数などの経済指標が示唆している中国経済の減速の兆候と符合しています。 項目別のパフォーマンス 今回の製造業購買担当者指数(速報値)をもう少し細かく分析すると、先ず新規海外受注が再び50を割り込みました。これは悪い方向への転換を意味します。受注全体はかろうじて50を超えていますが、ペースは減速しました。 仕入れ価格ならびに出荷価格は、どちらもかなり下がっています。完成品在庫は積み上がりつつあります。また納期は短くなっています。これらのデータはいずれも需要が弱いことを示唆しています。 こうした状況を反映して雇用指数は50を割り込みました。これも悪い方向への転換です。 最近発表された中国の経済指標を見ると中国政府は何らかの景気テコ入れ策をそろそろ打ち出す必要があることを感じさせます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月24日 15時18分23秒
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