匠のコラボから生まれた、恵庭の“とまと醤油”!!
異業種コラボで生まれた“とまと醤油”新登場!!恵庭市柏木町の釜めし「いちえ」さんです。 旬のお料理・釜めし「いちえ」 ゆったりとくつろげる広い店内皆さんは、食事のときによく醤油をお使いになりますよね。でも、野菜や魚介のエキスが入った、変り種の醤油を使うことって、あまりないのではないでしょうか。あるとすれば「ゆず醤油」とか、「かき醤油」といったところでしょうか?! ところで、最近、恵庭の釜めし「いちえ」さんから、ちょっと珍しい“とまと醤油”が発売されたことをご存知ですか。トマトと醤油の組み合わせというのは、想像もしていなかったのですが、取材させていただいて、味見をしてみると“とまと醤油”という調味料が、今までほとんどなかったことが不思議なくらい、醤油独特のしょっぱさがなく、フルーティでまろやかで、丸みのある味がするのです。決してトマトが丸いからではありませんよ。念のため・・・。それでは、いったいどんなキッカケで“とまと醤油”が誕生したのか、釜めし「いちえ」(株)メモリアルむらもと)の取締役部長の村本智宏さんに、お話をお伺いいたしました。恵庭の農園と、老舗の醤油会社と、釜めし「いちえ」の、3社のコラボから生まれた、“こだわり巧とまと醤油”!! 村本部長と“こだわり巧とまと醤油”“こだわり巧とまと醤油” 1本200ml 530円“とまと醤油”に使用しているトマトは、恵庭市穂栄(ほえい)の余湖(よご)農園が栽培している調理用トマトです。また、醤油の製造は、札幌で120余年の歴史を誇る、老舗の福山醸造(本社:札幌市東区苗穂町)で、釜めし「いちえ」が販売元となり、3社の初コラボ商品が誕生したのです。そもそものお話は、今年(2013年)の春に、宴会場で余湖農園の社長と「いちえ」の社長が顔を合わせたときに、余湖農園の特産野菜を使ったコラボ商品を作ろうと話し合ったことから始まったのです。 恵庭市穂栄の余湖農園 余湖農園の農産物直売所余湖農園は、56haの広大な農地を持ち、約50種類の農作物を生産していて、農産加工品の製造にも積極的に取組んでいます。中でも、自慢の調理用トマト“なつのこま”を使って、ジュースやソースなどを作っていて、今度はトマトで醤油を作ろうと考えていたそうです。そのことを聞いて「いちえ」の社長は、自社オリジナルの醤油開発を依頼していた、福山醸造に相談したところ、“とまと醤油”の開発・製造実績があることが分り、3社が同席して商品開発のコラボをすることが決まったということなのです。濃厚な味の調理用トマトが、加熱するとさらに甘みが増して、フルーティでまろやかな“とまと醤油”になった!! とまと醤油とシリーズ商品について語る村本部長いちえこだわり巧シリーズ3本セット1,680円余湖農園で栽培している調理用トマトの“なつのこま”は、日本で育成されたトマトで、支柱を立てる必要のない地這い栽培の品種で、枝のわき芽を取る必要がなく、収穫も一斉にできるように、栽培の手間がかからないように考えて開発されたトマトです。果型はやや縦長のプラム形で、果肉が厚く堅めで果汁が出にくいので、調理しても味が薄まることがなく、そのまま煮詰めると、ケチャップのようにとろみが出ます。味は、生食トマトに負けず劣らず甘みが強く、糖度は桃太郎と同程度の5~6度(栽培方法や日照期間によって異なる)で、完熟すると赤味の濃さが際立つトマトです。また、加熱すると甘みが増すのと、色味も変わらないので、パスタ料理、スープ、トマト煮などの、トマトの赤味を生かした料理に適しています。福山醸造では、とまと醤油の製造実績があるので、“なつのこま”トマトを使って、どこまで甘みや旨味、香りや風味を引き出す醤油を作るのかが唯一の課題でした。しかし、幸いなことに、加熱した“なつのこま”トマトの味の濃さが、醤油本来の旨味やコクを薄めることなく、トマトの風味も醤油の風味も活かされた、フルーティでまろやかな味の醤油が出来たのです。それはまさに、食材を知り尽くした匠のコラボから生まれた、新しい感覚の醤油なのです。食事に来られたお客様に、味見用サンプルで、味を納得してからご購入いただいています!! 各テーブルに置かれている味見用サンプル “とまと醤油”の用途は、普通の醤油と同じように、お刺身、焼魚、豆腐、ステーキなどにかけたり、ドレッシングやソースに混ぜて使うのに適しています。特に、食材の味そのものを味わいたい魚介類や、山菜料理、卵料理などに使うと、普通の醤油との違いがよく判ります。“とまと醤油”は、「いちえ」の店頭と、「道と川の駅 花ロードえにわ」「恵庭農畜産物直売所かのな」(注)や「ネットショップ」で販売しています。とはいえ、味に好き嫌いのある調味料ですから、当面は地道に、味を知っていただくことから始めなければなりません。そこで、店内の各テーブルに、いちえこだわり巧みシリーズの“とまと醤油”と“だし醤油”の味見用サンプル瓶を置いて、お客様に味見をして納得していただいてから、購入していただけるようにしています。“とまと醤油”は、トマトを使った醤油の珍しさと、味のまろやかさが受けて、ご自宅へのお土産や、気の利いたギフトとしてご利用いただいているそうです。道産の海の幸と山の幸がギッシリ詰まった、24種類の豪勢な釜めしが圧巻!! お持ち帰り用の釜めしとメニューサンプル釜めしのメニューカタログ2005年に、釜飯専門店としてオープンした「いちえ」は、丸い建物と各部屋から中庭が望める、ゆったり落ち着いた店内が特徴のお店です。釜めしは、恵庭産の“ななつぼし”にこだわり、道産の豊かな食材をぎっしり詰め込んだ、目を奪われるほど豪勢な盛付の釜めしが、24種類もあります。しかも、価格がリーズナブルで、ランチタイムのセットメニューも充実。昼食時には、親しい女性仲間のお客様が多く、ディナーは家族連れのお客様で賑わうそうです。また、週末は、札幌や千歳方面からのお客様が多いなど、幅広いお客様に喜ばれています。釜めしを注文してから炊き上がるまで、おおよそ30分かかりますので、時間のゆとりを持って、会話を楽しみながら、ゆっくり食事時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。その際は、“とまと醤油”の味見をして、恵庭の恵みと、匠のコラボの饗宴に、思いを馳せていただければ、会話の味付けにもなることでしょう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・取材先名 釜めし「いちえ」(株式会社メモリアルいちえ)住所 〒061-1447 北海道恵庭市柏木町371電話 0120-036-151 取扱商品 釜飯、宴会料理、法要料理、仕出し料理、おせち料理、ほか取材商品 こだわり巧とまと醤油 1本200ml 525円石狩管内産の原料 恵庭の余湖農園の調理用トマト「なつのこま」販売期間 通年販売営業時間 昼の部 午前11 時00分~午後3 時00分 夜の部 午後5時00分~10時00分 (ラストオーダー9時30分)定休日 火曜日取扱店 自店、道と川の駅・花ロードえにわ、 恵庭農畜産物直売所かのな(注)、余湖農園農産物直売所、 楽天市場(ネットショップ)ホームページ http://www.kama-ichie.com/(注) 恵庭農畜産物直売所かのな(営業期間4月上旬~11月中旬/冬季休業あり)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・