カテゴリ:宮城県や川崎町のこと
宮城県内のほとんどの中学校で、今日、卒業式が行われました。3年前、震災の年に入学したこの学年。末娘の中学校は、校舎の破損のため、1年以上、夏暑く冬寒い、武道場や卓球場での授業でした。それでも、ちゃんと校舎はありました。みんな普通に暮らして行けています。 卒業式の式辞で、校長先生は、自然に対する畏敬の念について。人間の力ではどうしようもない自然の力がある、ということ。 人の力で何でもできるというおごりがあったのではないか、ということ。 そして、神仏や自然の祈ることの大切さをお話しされていました。 校長先生は、3年前は、宮城県の海沿いの学校におられ、その後、宮城県南部の線量の高い地域の学校に赴き、そして本年度は、こちらの学校に来られたのです。 その経験からのお話しでした。 間もなく、震災から3年を迎えます。 この学年の子どもたちだからこそ、考えていることがあるはずです。 ずっと心に、その思いを置いて、これからの人生を歩んでいって欲しいものです。 雪は、ぱーーと消えてはくれなくて、昨夜もまた少し積りました。雪がちらつく卒業式でした。 わたしにとっても、知った顔ばかりの中学校のお母さんお父さん達とはもう会えないのかと思うと、とてもさみしいものがあります。町のはずれに住んでいるので、なかなかおかあさん達に会うこともないのです。
そうでした、着物を着ました。母が来てくれて、30分くらいでやってくれました。73人の卒業生でしたが、着物を着ていたのは3人でした。素敵でしたよー。
宮城県川崎町の石神彫刻工房、妻の日記です。
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