カテゴリ:石んこのこと2010~
暑い日が続きますが、みなさまお元気でしょうか。暑中お見舞い申し上げます、と書いていたら、あら! 今日は立秋ではありませんか。 そして、仙台は七夕まつりの真っ最中。東北の夏は短いと言いますが、仙台七夕の今頃が一番暑いのかなあ、と思います。 この写真は、ピンクのコンパクトデジカメで撮りました。夏の陽ざしですね~ この角度で撮ると、顔がますます、作者である夫に似ているように思います。 先日の千葉からのお客様は、こけしのファンでもいらして、 こけしを買うときは、作者の工人さんに会ってから買うんだそうです。 工人さんの魅力とこけしそのものの魅力が重なるのでしょう・ で、先日も、同じように、うちの夫に会いたい、というので、「やめておいた方がいいですよ。」と言ったのですが、ぜひに、というので、工房にご案内しました。(夫からは、あまり工場に人を連れて来ないように言われているのです。石が飛んで来たり、大きなカッターが回っていたり、危険のところがいっぱいですから) こけし工人さんは、作っているところをお客さんに見てもらいながら、時には世間話をしながら、 それがいいんですねー。 作り手と受け取り手が、すごく、身近になります。 見習うべきところがあります。 夫の仕事は、こんなですから。なかなかちょいとお話しするというのは難しそうです。 でも、遠慮なく行ってくださいねー、観てみたいって。 あ、これでは、顔が分かりませんねー。暑い中、テントの下で彫っています。 腕組みして、大地を踏みしめる像。 これはだいぶ前の作品ですが、いまでも立っています。 鉄さびで着色するのですが、年と経て、さび成分が酸化して、赤っぽくなり、雨で少し薄くなり、そしてこの地の土のいろんなものを引き受けて、こんな色になっています。 宮城県川崎町今宿字黒岩山3の石神彫刻工房です. www.isinko.com 昨日は、広島原爆の日。あさっては長崎原爆の日。そして15日は終戦記念日。 8月は、平和について、きちんと向き合うべき月、と思います。 女優の綾瀬はるかさんは、広島出身だったのですね。 こんな映画が公開されるようです。 『いしぶみ』 http://ishibumi.jp/intro.php 公式サイト 映画監督・是枝裕和×女優・綾瀬はるかによる新しい朗読劇 失われゆく戦争の記憶が語り継がれる。 昭和 44 年(1969年)、広島テレビで放送された「碑」(いしぶみ)。名女優・杉村春子を語り部として制作されたこの作品は、多くの人々の心を震わせ、芸術祭優秀賞やギャラクシー賞などを受賞しました。そして戦後70周年を機に、この不朽の名作が現代によみがえります。監督は、『そして父になる』でカンヌ国際映画祭審査員賞をはじめ数々の賞に輝いた是枝裕和。語り部には、広島市出身の女優・綾瀬はるかが挑みます。『海街 diary』に続き、是枝監督とタッグを組む彼女が、「遺族の手記」を切々と、静かに読み上げます。 本作の舞台を務めたのは、劇団☆新感線や野田秀樹氏、三谷幸喜氏など、第一線で活躍する演出家の舞台美術を手掛けている堀尾幸男。想像力を掻き立てる舞台セットが朗読を引き立てます。そして、ジャーナリストの池上彰が遺族やその関係者へのインタビューを通して、70 年を経てなお残る「物語」の続きを伝えます。 仙台では、きのうから、フォーラム仙台 で始まっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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