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今日は、朝から大忙し。
長野県医療労働組合連合会の大会と、「30学級を新年度からなんとしても!」の集会、そして、新しく地方労働委員会の労働者委員に選ばれた工藤きみ子さんを励ます会に出席しました。 「30人学級を新年度からなんとしても!」の集会は、50人くらい・・・という出席確認を大きく超えて、100人を上回る集まりとなりました。小さい子供さん連れのお母さんたちが子供さんを遊ばせるスペースつきの集会は、「1年生になったら」などの曲が流れる中で始まりました。 「不登校気味のわが子だけれど、本当は学校に行きたいと思っている。先生の目が、自分に向いていると感じると、それだけで、うれしいみたい。もっとクラスの人数が減れば、もっと先生に目を向けてもらえて、学校を休まないでいい日が増えるのでは・・・」と、必死の思いのお母さん。「最初は気がつかなかったけれど、実は子供が、人間関係のコミュニケーションが取れない障害児だった。特殊学級にはいって、障害にあった学習を受けているはずなのに、悪くなるばかり。学校での勉強は、教科の学習だけでなくコミュニケーションを学ぶところでもあるはず。40人ではおおぜいすぎて、とてもきめ細かな、暖かい、先生と子供たちの人間関係は無理。わが子の為だけでなく、子供たちみんなのために、もっとクラスの人数を少なくしてほしい。」・・・このお母さんの発言には、みんなが泣きました。 あわてて取り組んだ署名が、約2週間で1万4千名を突破!この思い、なんとしても実らせなくてはと、思いを熱くしました。資金ゼロで急きょ取り組んだ集会のため、会場費や、署名用紙代のカンパを訴えたところ、4万円以上集まりました。なんとうれしいことでしょう。 そして、新しく、地方労働委員会の労働者委員に選ばれた工藤きみ子さんを励ます会へ。 長野県では、今までずっと、地方労働委員会の労働者委員は、「連合」からしか選ばれませんでした。「県労連」(長野県労働組合連合)からも、是非、公平に労働者委員を選んでほしい、と私も議会で取り上げてきましたが、「労働者委員としてふさわしい人物を、総合的な観点から公正に選んでいる。」の一点張りで、事実上の県労連への差別が続いてきたのです。 今回も労働者委員を独占しようと、「連合」がさまざまな圧力を田中知事にかけ、「次の選挙には押さない。」とまで言い、ついには天下の「連合」の笹森会長までのり出してきて、「県労連は、特定政党の支配下にあり、組合員はみんな党員。」などと言い出すにいたっては、もう、お粗末きわまりないと言わなければなりません。そんな不当な圧力に負けず、しかも、知事選挙では「連合」の支援を受けた田中知事が、正義を貫いたことは、本当に勇気のいる立派なことです。私も、心からの拍手を送ります。 戦後、初めての民選知事として当選した、社会党員だった林虎雄知事が、労働者の圧倒的な支持を受けて選挙で選ばれた東芝労連委員長の新井さんを、占領軍の圧力に負けて地労委委員に選ばず、県民を裏切って変質していったと言う長野県の歴史をふり返っても、まさに今回の工藤さんの選任は、長野県の民主主義の歴史の新しい1ページを開くこととなったのです。 新しく、地方労働委員になった工藤きみ子さんは、「県労連」推選の委員としては全国で4人目、女性では全国初めてということです。 工藤さんは、早速、会社の不当な労働組合つぶしや差別を、裁判闘争でたたかっている高見沢電機の争議の担当になり、忙しく飛び回っているようです。そうはいっても、まわりは全員「連合」委員。ご苦労はいろいろあることでしょう。 私も、11年前に、初当選したとき、36年ぶりの女性議員として、当時の県議会ではただひとりの女性議員、そして、唯一野党の日本共産党の議員ということで、まわりの人たちは「いじめられるよ。」とずいぶん心配してくれましたし、私自身もだいぶかまえていましたが、いざとなれば、いわゆる「いじめ」はほとんどありませんでした。県民の願いと正論をかかげてがんばる限り、表立ったいじめはできないのです。 がんばって!工藤きみ子さん。 労働者の人間らしく働く権利が守られるかどうかが、あなたの肩にかかっています。心からのエールを送り、ご活躍を期待しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年02月04日 23時38分41秒
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