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12月議会での制定を目指して議論を重ねてきた「男女共同参画社会づくり条例」が制定まであと一歩となり、今日はこの制定準備にかかわっている議員連盟の役員会が開かれた。
実は、この条例作りの準備を進めてきた「男女共同参画条例制定調査会」は、議会と県当局と学識経験者で構成されていて、前回で最終となるはずだった。ところが、県民からの不服申し立てや訴えがあった場合に、それを受けて調査し、知事に勧告を出す「指導委員」の任命をめぐって、知事が委嘱した「指導委員」が、議会の承認をえなければならないかどうかをめぐって意見が一致せず、次回に持ち越されている。 今日の議員連盟の役員会の議論の中で、議会事務局からの説明もあり、改めて明らかになったのは、知事の行政執行上の付属機関となる第三者機関の委員の任命に当たって議会の承認を義務づけることは、現行の地方自治法が禁じていると言うことだった。この地方自治法の規定が、地方分権や有権者の政治参加がすすむ中で、ふさわしいものであるかどうかは、改めて議論しなければならないことだと確認しあったが、この条例を12月議会に提案していくことになると、委員の議会承認の件は、他のすべての第三者機関の問題にも発展していくことになるので、今回はとりあえず、切り離して考えようということになった。 「長野県男女共同参画社会づくり条例」は、議会と県当局の共同提案で12月県議会に提案され、討論を経て制定されることになる。制定されたら、私は、まず足元の県職員の人事から、男女共同参画社会づくりにふさわしい、正当な女性職員への評価や抜擢が行なわれることを期待したい。 午後、12月21日に予定している「子育てネット」の集会と30人学級の対象学年の拡大を求める署名運動のことでの意見交換会。 夕方から県議団会議。12月5日から始まる12月県議会で取り上げる問題について話し合った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年11月23日 01時59分10秒
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