カテゴリ:カテゴリ未分類
今から10日ほど前、私は一通のお手紙を受け取った。封筒の中には、きれいな女性の字で書かれた、「拝啓・・・京都のもみじはいつにも増してあざやかです。このたびは遠路はるばる無理をお願いすることになり、すみやかにお受けくださりありがとうございます。・・・」というお手紙と、「秋の講演と歌の夕べ――お話:石坂千穂さん」という地図入りの立派なビラが。ええーっ!これはなに?正直言って私には寝耳に水。まったく知らないお知らせに、頭の中はパニック。ビラには11月29日午後7時と書いてある。そう、今日がその日なのだ。
不信任を受けての知事選以後、来年が一斉地方選挙ということもあり、私にも全国から講演依頼が来るようになってしまったが、自分の選挙もまだほとんど準備できていないし、日々の県政への対応や県民要望実現の活動におわれ、とてもお受けできる物理的条件になく、基本的にはほとんどお断りしているのが実情である。 いつも、私の日程を調整してくれる県議団事務局の和田さんが調べてくれた結果、不信任に続く激動の県知事選挙が終わり、私たちがまだ興奮さめやらぬ9月に、日本共産党京都市北区女性後援会が依頼してきたもので、当時は11月の活動計画などまだたたない状態で、「土・日は行動計画がたてこむと思うので、土・日以外なら何とかなるかも・・・」とお返事してやりとりした結果の出来事だったことが判明。もう、すっかり宣伝されて準備されているものをお断りすれば、先方にご迷惑をかける結果になってしまうため、あわてて日程をやりくりして、私は京都に出かけることになってしまった。 実は、今日は、毎年行なっている母親連絡会の年に一度の学習会と県の各部局との懇談会の日。全県各地から、夏の母親大会で話し合った願いを持ち寄って、県交渉のために集まった皆さんを前に、私は午前中の学習会で県政の現状について1時間ほど報告させていただいた。当初の予定では、このあと午後の県との交渉に同席するわけだったが、夜の京都の集会に出るため、午後の列車に飛び乗った。やれやれ。 名古屋から新幹線を乗り継いで約1時間、お迎えに来て下さった女性後援会の方の車に乗って会場へ。「講演と歌の夕べ」の「歌」がアルパの演奏とトークになったため、会場はアルパ演奏にふさわしいスタジオ風。第1部講演、第2部アルパの演奏という構成で、1部と2部の間は「ワインタイム」。思いがけずもおいしいワインとフランスパン、チーズをいただいた。来年の府会議員選挙、市会議員選挙の4名の候補者も勢ぞろい、代表して初々しい一期目の女性市議の玉本さんがごあいさつされた。明日の午後には、「校区ごとの演説会」で、小学校を借りての演説会があるのだという。 会場の後ろには、あでやかな「辻が花」の着物からつくった洋服用コートがお披露目されていた。北区女性後援会の愛称が募集されており、採用された人が、そのすてきなコートが当たるのだと言う。うらやましい。 集会が終わったあと、実行委員の皆さんが予約してくださった近所の居酒屋へ。今日の労をねぎらって生ビールで乾杯。予約していただいた宿は門限が厳しく、それでも電話して30分のばしていただいたのだけれど、10時半までには到着しなければいけないというので、あわただしくおにぎりをつくっていただいて、車で宿へ送っていただき、おにぎりをいただいて本日は終了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年12月02日 03時09分57秒
|
|