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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2015.12.02
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カテゴリ:投資
 今日(12月1日)も、トルコ経済に関する記事がいろいろと出ていましたが、そのうち、ムーディーズ社によるトルコに関する格付けが維持されると予測されるという記事と、最近のリラ高(ドル安)に関する記事を紹介します。今日紹介する記事を含めて、相変わらず、精神安定剤のような記事が多く出ています。

 今日のBIST100指数は、一言で言えば「高原+右肩下がり」となりました。
 寄付きは昨日終値から約600ポイント高い、77,380ポイント水準で、そこから午後2時過ぎまでは高原状態となりました。午後2時過ぎが今日の最高値でした。そこから、基本的に右肩下がりとなり、午後4時頃に今日の最安値となりました。その後は多少戻しましたが、結局、昨日終値から0.51%、約390ポイント下落して76,000ポイント台前半で今日の取引を終了しました。


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 今日最初に紹介するのは、上でも言及しましたが、リラ高(ドル安)に関する記事で、今日(2日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「ドルは、TLに対して下落している」です。
 アメリカ・ドルは、今週始めからTLに対して価値の下落が続いています。ドル/TL相場は、今日は1ドル=2.8737リラとなり、11月24日以来、最もドル安(リラ高)水準となりました。
 先週、ドルは新興国通貨に対して価値が高まったこととシリア国境での事件の影響で、ドル/TL相場は、3%以上ドル高となっていました。
 昨日、アメリカで発表されたISM(供給管理協会)製造業景況指数が過去3年間で初めて低下する兆候を見せた後で下落を始めたドルドル指数と並行して、ドル/TL相場も0.8%低下しました。
 今日(2日)、1ドル=2.8903TL水準から始まったドル/TL相場は、下落が始まって3日目に入って1ドル=2.8737TLまでドル安となりました。現在、ドル/TL相場は、1ドル=2.8770TL水準で取引されており、ユーロ/TL相場は、1ユーロ=3.0480TLで買い手が見つかっています。


 次に紹介するのは、これも上でも少し言及しましたが、ムーディーズ社が今週金曜日に発表する予定のトルコの信用格付けと格付見通しに関して、専門家は変更されることを予想していないという記事です。こちらも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「エコノミストたちは、ムーディーズ社によるトルコ信用格付けにおいて変更は予想していない」です。
 エコノミストたちは、ムーディーズ社が今週金曜日に発表するトルコ信用格付けと「ネガティヴ」となっている信用格付見通しにおいて変更は予想していません。
 AA記者にムーディーズ社によるトルコ信用格付けの再評価を前にして、その分析を行ったエコノミストたちは、国際信用格付会社がトルコの信用格付けと「ネガティヴ」となっている信用格付見通しを維持する、あるいはまったく発表を行なわず、決定を延期すると遅くしています。(注:これまでの傾向から判断して、管理者も見直し決定は延期されるものと予測しています。)
 ある日系証券会社の中東欧・中東アフリカ(CEEMEA)地域ストラテジストは、ムーディーズ社によるトルコ信用格けと格付見通しでは、何らの変更も行われないであろうと述べました。
 トルコの信用構造は悪化していないことを強調した同ストラテジストは、格付けの引き下げが行われる理由は何もないと述べました。
 ある外資系銀行の経済調査戦略計画部長は、ムーディーズ社は2014年始めにトルコの格付け見通しをネガティヴに引き下げた際、国際的な環境以外に政治的不透明性の増大することを指摘していたことを強調しました。
 同部長は、ムーディーズ社から、国内の政治的不透明さが減少したのに対し、地政学的リスクが上昇していることを強調し、また、経済改革実施されることとEU加盟交渉が加速されることはトルコの長期的な見通しとって好影響を与えるであろうという指摘を含んだ評価が行われるのではないかと予測していると述べました。
 ハールク・ビュリュムジェキAAフィナンス・アナリスト兼エコノミストも、2014年から現在までムーディーズ社が事前に発表した評価見直し日に再評価の発表を行わなかったこと、しかし、見直し日以外にその国の経済に関する分析を行って来たことを指摘しました。
 バネルジ・ムーディーズ社副社長兼シニアトルコ分析担当も、11月4日にイスタンブルで行た「第9回トルコ信用リスク定例会議」で、AA記者に対して、12月4日に行う予定のトルコの信用格付けの見直しに関して、「否定的な展開が生じるためには、財務指標で明確な悪化と資本の流入の減少を引き起こす急激な外的ショックが起こる必要がある」との表現を使っていました。

ここからは解説です。上でも少し解説しましたが、今回は「逃げる」、つまり、延期するのではないかと思います。ロシアによるトルコに対する経済制裁の直接的及び間接的な影響が全く分からないこと、そもそもいつまで続くかも全く分からないため、あえて「格付け及び格付け見通しを維持する」という選択はしないのではないかと予測しています。一方、「経済的よりも政治的な判断をする」傾向があることを考えれば、トルコやアメリカの圧力を受けて(「維持」の発表をしなかったら、トルコ政治家から一斉砲火を浴びる可能性が大)、「維持」の発表がある可能性は排除されません。

 いつもどおり最後は市況です。相変わらず、CNBC-eは不調です。
 今日のBIST100指数は、一言で言えば「高原+右肩下がり」となりました。寄付きは昨日終値から約600ポイント高い、77,380ポイント水準で、そこから午後2時過ぎまでは高原状態となりました。午後2時過ぎが今日の最高値(77,770ポイント水準)でした。そこから、基本的に右肩下がりとなり、午後4時頃に今日の最安値(76,250ポイント水準)となりました。その後は多少戻しましたが、結局、昨日終値から0.51%、約390ポイント下落して76,000ポイント台前半の、76,395ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日は、この時間帯は、為替はまちまちになっています(日本時間12月3日午前2時20分頃)。
  ユーロは0.54%リラ高の、   1ユーロ=3.0578リラ、
  ドルは0.04%リラ安の、     1ドル=2.8913リラ、
となっています。


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Last updated  2015.12.03 15:22:54
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