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カテゴリ:投資
今日(17日)は、FRBの金利引上げが行われましたが、その金利引上げのトルコ経済への影響に関して解説した記事を紹介します。
それ以外では、トルコの建設市場に関する分析記事も出ていましたので、機会があれば紹介したいと思います。 今日のBIST100指数は、「横ばい+急上昇+右肩下がり」となりました。 寄付きは昨日終値から約500ポイント高い、73,500ポイント水準でした。その後急落し、午前10時過ぎには今日の最安値を付けました。その後、午後2時過ぎまでは73,500ポイント前後の取引となりました。午後2時以降急騰し、午後3時過ぎには今日の最高値を付けましたが、そこからは右肩下がりとなり、結局、昨日終値から1.21%、約880ポイント上昇して、73,000ポイント台後半で今日の取引を終了しました。 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。 ![]() ![]() にほんブログ村 今日紹介するのは、上でも言及しましたが、外国金融機関によるFRBの金利引上げの影響に関する分析記事で、今日(17日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。 見出しは「外国人エコノミストは、FRBの金利決定を分析した」です。 エコノミストたちは、FRB/FEDが、昨日、指標金利を2006年以降初めて引き上げたことに関してAA記者に分析を行いました。 アメリカの外国為替専門会社のチーフエコノミスト(管理者注:名前だけで判断すれば、トルコ人と思われます)は、金利引上げは、予め暗示されていた結果とほぼ一致したため、金融市場関係者の間では驚きが無かったこと、議事録では予想の範囲内となる相当なハト派的トーンであったことを強調しました。 FRBが金利引上げを来年中に段階的に実施することを強調するために、努力を継続させていることを指摘した同チーフエコノミストは、「来年、金利がより積極的なスピードで上昇することは、アメリカ経済に対してリスクとなる。」と述べました。 同チーフエコノミストは、FRBの金利決定が、現時点では新興国においては何らの波乱も引き起こさないことを強調しつつ、「FRBとイエレン議長が、金利引上げが段階的に行われることを強調したことは、少なくとも現時点では、新興国の状況を維持することに貢献する。それにもかかわらず、状況が安定すれば、アメリカにおいて引き締め気味の金融政策に移行した場合、新興国市場は競争状態に入る可能性がある。」との分析を行いました。 別の会社のチーフエコノミストも、新興国市場ではFRBの金利引上げを完全に価格に織り込んだこと、そのため、市場での動きは現時点では限定的となっていることを強調しました。 新興国市場では金利引上げの結果が、現時点では限定的に影響を受けていることを指摘した同チーフエコノミストは、「トルコ・リラは、FRBの金利引上げの後、高いパフォーマンスを示した。トルコ・リラにおけるこのパフォーマンスは、私を驚かせたが、それでもトルコ・リラは最高のパフォーマンスを示したわけではない。国際投資家はFRBの決定を完全に受け入れる必要があり、今後、いろいろな変化が起こる可能性がある。」との見解を述べました。 いつもどおり最後は市況です。今日は再びCNBC-eが不調のため、HaberTurkからです。 今日のBIST100指数は、「横ばい+急上昇+右肩下がり」となりました。寄付きは昨日終値から約500ポイント高い、73,500ポイント水準でした。その後急落し、午前10時過ぎには今日の最安値(69,200ポイント水準)を付けましたその後回復し、午後2時過ぎまでは73,500ポイント前後の取引となりました。午後2時以降急騰し、午後3時過ぎには今日の最高値(74,200ポイント水準)を付けました。しかしそこからは右肩下がりとなり、結局、昨日終値から1.21%、約880ポイント上昇して、73,000ポイント台後半の、73,712ポイントで今日の取引を終了しました。 今日も、この時間帯は、為替もリラ高となっています(日本時間18日午前2時頃)。 ユーロは1.06%リラ高の、 1ユーロ=3.1692リラ、 ドルは0.18%リラ高の、 1ドル=2.9299リラ、 となっています。 なお、2014年11月15日(16日)と12月4日(5日)にお知らせしましたが、私のブログの海賊版(コピー・ブログ)が複数存在しています。「楽天」と「ライブドア」の「トルコとイスタンブール、ちょっと投資」が正規版ですので、こちらへのアクセスを是非ともお願いします。 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。 社債投資まとめ いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。 株初心者向けIPO初値予想 今日はトルコのガラス製品を紹介します。 トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 今日はトルコ・コーヒーも紹介します。 ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.12.19 17:38:16
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