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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2015.12.23
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カテゴリ:投資
 今日(23日)は、トルコ中央銀行(TCMB)に関する記事を2つ紹介します。1つ目は昨日の金融政策委員会(PPK)の決定に対する外国人エコノミストによる分析で、もう1つは金融政策の単純化に関する記事を紹介します。
 昨日、今日と、住宅販売に関する記事も出ていましたし、日曜日には、2015年のまとめの記事も出ていましたので、本当はこれらの記事も紹介したいのですが、トルコでは12月31日まで取引が行われているため、金融市場に関する新しい記事もどんどん出て来るので、機会があるかどうか難しそうです。
 
 今日のBIST100指数は、強いて言えば「三尊型」となりました。
 寄付きは昨日終値から約500ポイント高い、73,640ポイント水準で、そこが今日の最安値でした。そこから右肩上がりとなり、午後2時過ぎに今日の最高値を付けました。そこからは右肩下がりとなり、結局、昨日終値から1.29%、約940ポイント上昇して、74,000ポイントを回復して今日の取引を終了しました。


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 今日最初に紹介するのは、上でも言及しましたが、トルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)の決定に関する外国人エコノミストによる分析記事で、昨日(22日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「外国人エコノミストたちは、TCMBの金利決定を分析した」です。
 ある外国証券会社の新興国担当チーフエコノミストは、トルコ中央銀行(TCMB)が金利を引き上げ津ための理由は存在しないと指摘しました。
 TCMBの金利決定に関してAA記者に質問に答えた同チーフエコノミストは、最近、TLが他の新興国と比べて最も良いパフォーマンスを示していると述べました。
 TCMBが金利を引上げるべき理由は存在しないと指摘した同チーフエコノミストは、この決定は、TCMBがTLの安定を重視していることを証明していると述べました。
 同チーフエコノミストは、TCMBが金利で何らの変更も行わなかったのは予測された結果であることを明らかにしました。
 TLの価値が下がらなかった場合には、TCMBは引締め(金融)政策を実施するために何らの理由も存在しないことを指摘した同チーフエコノミストは、TLでは今日(注:昨日(22日))の金利決定後に見られた価値の低下は自然であり、今日(22日)、市場で見られた過剰変動が収まった後では、TLは膚ア旅価値が上昇して、以前の水準に上昇することを強調しました。
 別の外国銀行の新興国為替戦略家も、TCMBの金利(を変更しないとの)決定は予測されたものであると述べました。
 同戦略家は、TLにおける売り圧力が軽減した場合、2016年後半には金利が引下げられる可能性があると述べました。
 一方、別の日系証券会社の中東欧、中東アフリカ担当戦略家は、TCMBの決定は驚くべきものであることを指摘した、TCMBが市場の期待に反した決定を行ったと述べました。


  今日はもう一つ、TCMBに関する記事を紹介します。これは今日(23日)付けのAAの記事です。
 見出しは「TCMBは、『金融政策の単純化』を発表」です。
 TCMBは、国際金融政策が平常化され始めたことにより為替の変動性の減少傾向が継続的になる場合には、次回PPK以降、金融政策における単純化に向けた行動を始めることを明らかにしました。
 TCMBは、「経済見通しと金融政策」という題のプレゼンテーションを、同行のHPに掲載しました。
 その中で、金融政策の引締めスタンスと取られたマクロ経済対策の効果で年間貸出増加率が合理的な水準で推移していることを指摘しつつ、「貿易分野における良好な進展と消費者ローンの緩やかな推移は、経常収支の改善を支持している」との表現が使われました。
 EU加盟国からの需要増加の貢献もあり、成長構造が純輸出に好影響を与えることが指摘された説明において、エネルギー価格の推移がインフレ率に好影響を与え続けていることが強調されています。
 それとともに、蓄積された為替相場の変動が核インフレ率の改善傾向を遅延させていることを指摘した説明では、「期待インフレ率は、価格付け行動及びインフレ率に影響を与えるその他の要因における進展を考慮して、金融政策における引締めスタンスを継続している」との分析が行われています。
 そして、国際金融政策における平常化が始まったことにより、為替の変動性の減少傾向が継続的になる場合には、次回PPK以降、金融政策における単純化に向けた行動を始めることを明らかにしました。

ここからは解説です。言葉遊びのようになってしまい、「金融政策の単純化」が何を意味しているのかを明確にされていません。これまでは、「中央銀行はインフレ率に対して責任を負っていて、経済成長には責任を負わない」ということに加えて、為替変動を治めることもTCMBの重要な役割となっており、「インフレ率、成長率及び為替」という3つの変動要因全てをコントロールするための金融政策をとっていましたが、今後、金利が段階的に引き上げられて、為替変動率が減少し、為替相場の変動が予想内に収まる状況に戻るのであれば、「今後、TCMBは、インフレ率低下に集中した単純な金融政策運営を行う」ということが言いたかったのはないかと想像します。

 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100指数は、強いて言えば「三尊型」となりました。寄付きは昨日終値から約500ポイント高い、73,640ポイント水準で、そこが今日の最安値でした。そこから右肩上がりとなり、午後2時過ぎに今日の最高値(74,500ポイント水準)を付けました。そこからは右肩下がりとなり、結局、昨日終値から1.29%、約940ポイント上昇して、74,000ポイントを回復して、74,045ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日は、この時間帯は、為替は一転リラ高となっています(日本時間24日午前2時10分頃)。
  ユーロは0.93%リラ高の、   1ユーロ=3.1826リラ、
  ドルは0.23%リラ高の、     1ドル=2.9234リラ、
となっています。


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Last updated  2015.12.25 16:46:34
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