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2018.07.27
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カテゴリ:都伝・都市伝説
当たり障りの無い話 第5話 「ぶつかる話」

ネットを流れる動画の中に、”ネタ”や”釣り”に区分されるものが紛れ込んでいるというのは(今となっては)比較的知られた話というか常識の部類と書いても問題の無い時代になってしまいましたが、ここで言う”ネタ”とか”釣り”とかに区分される動画の多くが大なり小なり”やらせ”をやらかしていたりもします。

つまり、最初に見たときには”なんてインパクトのある映像だ!”とか”社会に重大な問題提起を行っている云々”とかいった感想が生じる動画があったとしても、少し冷静になってコナン君のように、”あれれえ~?おかしいぞ~!、この動画ってどうやって、いつ、だれが、どのポジションから撮影したんだ?”とか考えるとなにかと辻褄が合わない部分に気が付くことがあるわけです。

分かりやすいところだと、(偶然遭遇した)犯罪行為を現行犯で撮影した動画と称するものに多いですが、動画の中で犯罪行為を行っている人が撮影されていることに気が付いていなければおかしいような距離や角度で延々と撮影していて、これってある意味で共犯というか犯罪行為の幇助の類じゃね?と思うくらい次々と犯罪行為を連続して繰り広げていく光景が収録されていたりすると、“やらせ”か”頭が悪すぎるか”いずれかではないかという気がしてくるわけです ・・・ 裁判で証拠として採用されるかどうかは別にして。

まあ、そうした動画の中に、”バカッター”と総称されるようになった、ツイッターなどに自分の犯罪行為を自撮りしたり知人に撮影してもらったりした動画をアップし、結果的に勤め先やアルバイト先の店舗が倒産や休業などに追い込まれる騒動に発展した事例の一つや二つは誰でも”ああ、なんとなく覚えているなあ”という時代になっていることは御存知の通り。

これが都市伝説ネタになると、ライバル店が意図的に工作員を送り込んで、飲食店などの調理場や保管庫などで不衛生な行為を繰り広げている動画を計画的に撮影してアップすることで廃業に追い込む手口とかいったジャンルの話でも知られているのですが、確かに、特に何も考えていない若い衆がなんとなくアップした不衛生な動画が延焼していって大炎上したという事例だけでなく、意図的、計画的に燃料を次々と投下したり、カキコをつけてしつこく拡散し煽ったりすることで、本来は焚火程度の話を大規模森林火災級にまで育て上げていった事例もまた少なからず知られている現実はあります。

もちろん、学生バイトの不衛生な行為を動画撮影した結果としてバイト先の老舗の名店が廃業や閉店に追い込まれたような事例だと、時に匿名の有志たちによってやらかした学生バイトの身元調査の結果がネットに晒されて身元がばれることも珍しくなく、そうなると一瞬の自己満足の行きつく先として学校を退学せざるおえない状況に追い込まれて人生が激変してしまうことさえも起こるのですが、それだけ実行犯になるとデメリットが大きいことが知られるようになった後も、食中毒を連想しやすいため(夏場が多いのか”バカッターの夏、日本の夏”とでもいったキャッチコピーが付きそうな動画が思い出したように未だに上がることがあるのも御存知の通り。

この手の”動画による印象操作”が得意で常用していることでも有名なのが米軍で、例えば湾岸戦争の時に”製油所から流出した石油で真っ黒の油まみれになって弱っている海鳥が云々”という写真や動画が世界中に広められたことがあり、そういった自己保身のためなら環境破壊も躊躇しない悪漢を相手に戦争をしている正義の米軍とでもいった一種の有名なプロパガンダ映像が、湾岸戦争が終わってしばらくすると、”実はあの海鳥の映像は・・・”という裏側の話というか撮影秘話とでもいった”ほんとうのところはこうだった”という話が漏れてしまって ・・・ といった実話ベースの話が比較的有名かなと。

まあ、動画より前は銀塩写真の”トリミング”などで悪質な印象操作が定番化していた時代があり、ハゲタカの類がやせこけた幼子の傍であたかも死ぬのを待っているかのように佇んている写真とでもいった代物が、同じ時により広角で別の角度から取られた写真が流出したことで”なんじゃこりゃ~”と、少なくとも私は、思うようになりました(溜息)。

もっとも、ロバート・キャパがノルマンディ上陸作戦に同行して前線で写真撮影を行ったとき、キャパから送られてきたホットで歴史的に貴重なフィルムの現像に失敗して一種のピンボケ状態のような代物にフィルムから変質させて駄目にしてしまったとき、キャパの承諾なしで、”そのとき、キャパの指も震えた”とかいったキャッチコピーをでっちあげて現像に失敗した写真をそのまま”臨場感にあふれたスクープ写真”として掲載するという”どんなもんかな~”なことをカメラマン以外の報道で飯を食っている連中がやらかしたのは比較的知られた話になります。

ロバート・キャパの自伝的な著作「ちょっとピンボケ」などを読んでいると、あれこれ思うところはあるのですが(笑)、カメラやフィルムが高価ということもあって職業カメラマンというかプロのカメラマンの数が限られていた時代は、そもそもの母集団が少ないわけですから、”やらせ”や”ねつ造”の類も絶対数がしれていたといえばしれていた時代とも言えまして、携帯電話にデジタルカメラ機能が標準で搭載されフィルム代が不要となったことでカメラマンの絶対数が爆発的に増えると、誰も総数が把握できない規模で写真や動画が後の世に残るようになり、当然のようにトラブルも激増していった節があります。

まあ、日本のデジタルカメラの歴史を振り返れば、1996年頃にカシオから出たQV10あたりがデジタルカメラの一つの原型となったと私は考えていまして、それまでの銀塩写真機のようにファインダーを覗いて撮影するのが当たり前だった時代から、液晶モニターに映っている映像で確認しながら自撮りも含めて撮影するのが当たり前の時代へと文字通り”時代が変わった”っけなあと(しみじみ)。

デジタルカメラは当然といえばフィルムが不要で、画像データを本体のモニターで確認したり、パソコンなど外部機材に移して加工したり確認した保存したりすることが”当たり前”の機材ですが、それは銀塩写真のときにはフィルムを町の写真屋さんなど”現像に出す”工程が不可欠さった常識を過去の話にし、それは従来だと町の写真屋さんなどがワイセツ物が露骨に映り込んでいると”このフィルムのこのコマの画像は(法律に触れるので)焼き付けしてません”と断られていた時代もまた過去の話にしてしまったのでした。

その後、スマートホンにも当然のようにデジタルカメラ機能などが標準搭載されると、やたらと盗撮行為があちこちで頻発するようになり、移動距離が長めで角度が急な駅のエスカレーターや階段の傍などに”盗撮にご注意ください”といった張り紙があちこちでべたべた張られている光景が珍しくなくなっていったことは、特に都市部で暮らしている人には説明不要ではないかと ・・・ あれって、フィルムを現像に出していた時代にはそれほど頻発していなかったような気が私はしているのですが?記憶違いか??

本業の施術中にその手の話になって、”そもそも、いい歳をして社会的な地位やそれなりの給料をもらっている男性なのに、(逮捕されてすべてを無くしかねないリスクを負いながら)スカートの中を撮影して何が面白いのか?”と常連の女性から聞かれたことがあるのですが、私のコメントは”そこですべての男性にそういった趣味趣向があるかのような前提の発言は止めていただきたい。同性の男性から見ても、こいつら(中二病より質が悪い)習慣性の強い病気だとしか思えない行為ですよあれは・・・。”

まあ、そういった行為のルーツを遡ると、江戸時代の行水や風呂の覗きあたりまで遡るのかもしれませんが、銀塩写真が全盛期の昭和の日本で社会現象にもなった”アクションカメラ術”と称する、ある種の写真の撮り方指南本が直接のルーツになるのではなかろうかとも考えています。

もっとも、前述したように、銀塩写真の時代はカメラ自体が高価でフィルもそれなりに高価、撮影した写真を現像して焼き付けるのも業者に依頼すればそれなりに高額 ・・・  といった具合に、その辺の貧乏学生や世帯持ちのサラリーマンなどが気軽にパチパチと撮影して気軽に撮影結果を確認できなかった時代でもあったが故に、一部のアマチュアカメラマンの増殖程度で話が収まっていた側面があり、その物理的な制限要因がスマホなどの普及で一気に崩壊したことで、歯止めの効かない連中の流入も増加し、社会問題化していったというのが大枠での流れではないかと。

横道に逸れ過ぎたので話を冒頭の辺りまで戻すと、2018年に”駅の構内などを歩いている女性に、急にぶつかってくる若い男性”とでもいった動画がネットで拡散されてしばらく話題になり、ぶつかり行為を繰り返した若い男性の動機が”日常生活の憂さ晴らしで自分より弱い見ず知らずの女性にわざとぶつかっている”とでもいったことになったのですが、”彼氏が同道している女性にはぶつかってこない。”とか”3人以上とかの女性集団にはぶつかりにいってない”とか”どすこい体型の女性は対象にしていない”云々とかいった素人探偵たちによる分析や解説(?)、感想も一時期上がっていましたなあ。

総じて、”ひ弱な若い女性に、若い男性が憂さ晴らし目的で一種の無差別テロを行っている。”とでもいった状況分析が定説化し、ある意味で一過性というか少しおかしい単独犯の男性のやらかした騒動とでいったあたりでネット状の騒動は収束に向かったと書いていいのではないかと。

・・・ ただ、私は営業で移動するときに列車を利用することが多い関係であちこちの駅の構内などを、いろいろな時間帯に歩くことが多いのですが、今年に入ってからでも数回、高速で歩きスマホしながら移動している若い女性に側面や後方から思いっきりぶつかられたことがありまして、かなり痛かったです。

さすがに、正面から高速歩きスマホで近づいてくる女性にぶつかられたことはまだないというか、さすがに避けたりしていますが、側面や後方からぶつかってきた女性のほとんどが私にぶつかってから初めて驚いたような顔をするのが不思議で、”こいつら、自分たちは避けてもらえる、道を譲ってもらえるのが当たり前と無条件で思い込んでいるから、がっつんがっつんとまともに全力でぶつかってきてるのか?”と勘繰るに状況証拠的には十分かなと。

従来、歩きスマホのトラブルは、画面などに気を取られて移動速度が遅くなって渋滞を招いたり、自ら転落事故を起こしたり、目の不自由な人などに気が付くのが遅れてぶつかって転倒させるトラブルを頻発させているという程度の認識だったのですが、2017年頃から特に女性の高速歩きスマホに激突される頻度が私は急上昇していまして、その衝突時の衝撃は明らかに前述したネット動画の女性にぶつかっていく若い男性よりも酷いことが多いです。

一部の常連さんの言う”歩く姿はドラえもん”と称される私が衝突時の衝撃で揺らいだり、時に体ごと少しスライドしてしまうことさえもあるあたりで、私を知る常連さんたちにはその衝撃の酷さがなんとなく理解できると思いますが(笑)、ぶつかった後に簡単に謝罪して立ち去る女性と、にらみつけて無言で高速移動して去っていく女性の割合は後者の方が若干多い物騒な時代ですな ・・・ 逆走が危険なのは高速道路に限った話ではありません。

なお、これまでのワーストというか最大の衝撃はリクルートスーツを着込んだ女子大生らしき高速歩きスマホさんで、当然のように謝罪も無ければ、(私に)怪我の有無を聞くこともなく、高速で立ち去ったことは言うまでもありますまい(溜息)。

そういえば、高速歩きスマホの激突騒動に並んでここのところ増加中の接触トラブルに、これは男女を問いませんが、後方からいきなり前に割り込んできたり、同じく後方から近づいてきて直前を横切ろうとする行為があり、”後ろから来てるんだから(私の)後ろに入るなり、無理に前に回り込まず後ろを横切ればいいんじゃね?なんで服がこすれる至近距離で前に割り込んできたり横切ろうとするのか??”が私には謎の現象です。

他には、列車の乗り降りの際に時にアナウンスでも”お降りになるお客様が降りになってから御乗車ください”と言っていて、ホームに並んでいる人も列車から人が降り終わるのを待っているときに、(待っている人たちを後方から抜き去ってやってきて)降りている人をかき分けてまで乗り込む類の行為は(私の遭遇した事例だと)少し年配の女性がやらかすことが多く、もちろんというか、そういった行動に出る人は車内に入ると一目散に空いている(以下略)。

興味深いことに、列車から降りる人が一段落して、ホームで待っていた人たちが乗り込み始めたときに、逆に乗り込む人たちの人波をかき分けながら遅れて降りようとする人には(これまた私が遭遇した範囲では)比較的若い女性か目に付くことが多かったりします。

ちなみに、まったく別の話になりますが、なぜか三つも四つも同じくらいの大きさの紙袋やバックの類を車内に持ち込む中高年の女性に多いのが自分の座った席の左右の座席に紙袋などを座らせたがる光景で、それは今に始まったことではないのですが、そのマナーの悪さもさることながら私が長年不思議に思っていることが、”それって、大きめのバックやリュックサックなどを使えば一つにまとまるんじゃね?”という点で、常連さんたちにも”なぜ振り分け荷物のように3つ以上の紙袋やバックを持って移動する女性がいるのか?”という素朴な疑問への答えを聞くことがあるのですが、今のところ万人が納得するような答えには遭遇しておりません ・・・


・・・ ま、どうでもいいっちゃいいことだとは思いますが(大笑)。





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Last updated  2018.07.28 00:34:44
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