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カテゴリ:行ってきた
顔を見るまでは、現在の私でいた。
けれども、顔を見た瞬間に30年前の私が引きずり出される。誰も彼もが同じような状態で、懐かしい顔に破顔する。 その瞬間には戸惑いとか杞憂は吹っ飛んでしまい、中学の頃の自分が会場を闊歩する。 勿論、見えているのは30年という時間を経た面々。忘れていた名前や顔が・・・それでも覚えのない人もいるのだけれど・・・次々に記憶の中に甦る。 会場に集まっていたのは、紛れもなく中学三年生だった。言葉遣いも、話題も・・・中学三年のまま。いや、言葉遣いは中三で、話の内容は30年後の大人の会話か? とても奇妙な空間だった。それぞれに気持ちの部分は中三に戻っていて、それでいて現実は30年後・・・その間の30年という年月が消失した状態。15、6の少年少女が翌日になったら44、5になっていた・・・みたいな感じ。 若いままのやつ、極端に老けたやつ。綺麗になったひと、変わらないひと。過去と現在が入り交じって奇妙な錯覚すら覚える。鮮明に思い出される記憶と、いくら絞っても出てこない記憶。これが同窓会なのかぁ~w 私の中学時代はどちらかと言うと地味(現在も??)で、控えめな性格(?)だから、覚えている人は少ないだろうなぁ・・・なんて思っていたのだけれど、意外に覚えていてくれる人がいたので驚いた。それなりに記憶のどこかに「私」と言う存在はしがみついていたようだw 会場ではカメラマンをしていた。カメラの腕に覚えがあるわけではない。ただ、一眼を持っていたし、その一眼の出番が最近はめっきり減っていたから、出動させた。デジカメを持ってくる人も多いだろうから、適当に撮せばよいくらいの気持ち。 ファインダ越しに級友をのぞき込む。その中にある笑顔。手ぶれなんかしてないよなぁ~? と不安になる。デジカメを持ってきているひとは意外と少ない。今時は携帯電話のカメラで十分なのだろう。 カメラマンをしていたからと言う訳ではないのだけれど、話をしたのは数えるほどで、積極的な交流をはからないままで一次会、二次会の4時間ほどを過ごした。余りに情報量が多すぎて、混乱気味。人酔いしていたかも知れない。 そもそもが「大勢」という集団が苦手だ。話をするにしても広がり過ぎてしまうと・・・面倒に感じてしまうw だから、出来る限り少人数の方が話しやすい。情報量がコントロールしやすいからねぇ。その点、カメラ撮影をしていると便利w 適当に話して、適当に撮る。これくらいの距離感が適当w こう書きながら、話に収拾が付かなくなる予感(やはり情報量が多すぎるw)まぁ、思い出したら書くということにしましょう。ここまでは、ざっとの雰囲気ということで・・・ねw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
November 16, 2011 10:14:00 AM
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