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カテゴリ:音楽
今日は大阪ブルーノートへ行きました。
ブルーノートへ行くのは今回が初めてです。 場所は、阪神/阪急百貨店などがある大阪北区の中心地、「ハービスエント」という所の地下2階にあります。 以前は、中心地から少し離れた梅田新道にありましたが、最近こちらへ移転して来ました。 コンサートホールとは違い、ライブを聞くには程よい大きさのスペースで、演奏者との一体感を感じられるので、こういったライブハウスはいいですね。 今回のミュージシャンは柳ジョージ。 ■彼は1948年横浜市に生まれる。 グループサウンズ全盛期、1970年にデイブ平尾を中心に結成された<ゴールデンカップス>にベーシストとして参加。 あの「長い髪の少女」が大ヒットしました。 昔、男達は皆『長い髪の少女』にあこがれていました。 そういえば、最近は長い髪をした乙女は余り見かけませんね。 『黒い顔のヤマンバ』はよく見かけます・・・。 その後78年に“柳ジョージ&レイニーウッド”を結成。 「酔って候」「雨に泣いている」が大ヒット。 そして「微笑の法則~スマイル・オン・ミー~」「フェンスの向こうのアメリカ」「青い瞳のステラ、1962年、夏」など次々とヒットを飛ばします。 1962年(昭和37年)夏、と言えば、あの『マリリンモンロー』が亡くなった年でもあります。ちなみに、ここで言う青い瞳のステラさんは、テネシー出身で、ブロンド髪で派手な化粧をしていたそうですが、ステラさんって男性?女性?。 どなたかスッテラ(知ってら)しゃる? また、その年の経済企画庁発表の経済見通しでは実質成長率が4.5%となっています。 今日13日の新聞記事によれば、日本の経済成長は戦後最長のいざなぎ景気(1965年1月-70年7月)に並んだようですが、実質成長率は年平均2.4%のようです。 今回の景気回復局面の実質成長率は、いざなぎの平均11・5%の約5分の1でしかない。戦後2番目の「バブル景気」(1986年12月-1991年2月)の平均5・4%と比べても半分以下とのこと。 景気は本当に拡大しているのでしょうか。 企業にばかり利益が集中し、家計へは回っていないのが現状です。 まだまだ我々庶民には豊かさの実感が沸きません。 話がまた横路にそれました・・私も酔って候。。 82年の新バンド“柳ジョージ/ザ・バンド・オブ・ナイト”時代ではレイ・チャールズとジョイント・コンサートを行うなどのライブ活動を展開。 また「GOOD TIMES」が日本レコード大賞企画賞を受賞。 95年の「バーニング」がアサヒスーパードライのCMソングに起用される。 などで活躍。そして今日に至った訳です。 今宵の柳ジョージ・オン・ステージ。 300人程入る客席はほぼ埋まっていました。年齢層は、やはり柳ジョージということもあって年配の方が大勢を占めていました。 オープニングは、「ジョージア・オン・マイ・マインド」。 しっとりと歌います。 続いて「雨に泣いている」・・・「青い瞳のステラ、1962年夏~」など。 前半は今風のリアレンジで、アコースティック・サウンドを聞かせます。 後半は、むせび泣くようなあのエレクトリック・サウンドで、オリジナル、スタンダードナンバーをまじえ渋くブルージィーなサウンドで聴衆を酔わせました。 「ダニーボーイ」「ルート66」「イエスタディ」「酔って候」などなど。 中でも私の大好きな「ルート66」は最高でした。 ブルース・ロックの真髄を、ハスキーボイスなヴォーカル&ギターで聴かせる、渋さと円熟味を増した柳ジョージサウンド。まさに和製エリック・クラプトンです。 今回のライブは、ピアノ、ギターの3人のシンプルな編成で、たっぷりとヴォーカル・ギターを堪能させてくれました。 柳ジョージのライブを聴き、これからも「常時」聴いていきたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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