いわぴいのドラマ日記

　カナさん、昔舞妓さんだったんですねぇ・・・。どおりで綺麗なはずです。ただ、「あたし、愛人は慣れてるの」には、参ってしまいましたが・・・。そんな情の深いカナだからこそ、一度好きになってしまったらとめられなくなってしまうんでしょうねぇ・・・。「お友達でいられなかったのは、実はあたしのほうなの」という彼女の最後の手紙は見ている僕らも、そして伸木自身にも辛いものになってしまいました。「ずっと恋をしていました」という言葉は胸の奥にぐっと来てしまいましたね。

　そんなカナにとってやっぱり妙子の存在は見たくなかったもののひとつだったでしょうね。「お友達になってくれる？」と妙子に聞かれたときのカナの一瞬こわばった表情は本当にかわいそうな感じがしてしまいました。カナは必要以上に不幸に付きまとわれている女性なんでしょうか？なんだか、仁志がカナを守ろうと頑張ってしまう気持ちもとても理解できましたね。

　一方、伸木のほうは仕事は順調と言えば順調だったんですよね。春から講師になることが決まったわけですし・・・。ただ、問題は病院の方針が変わったことで、講師になったと言うことで周囲からいらない嫉妬を浴びてしまったことなんですけど・・・。しかも、妙子は相変わらず「あたしを無視しないで！」の一点張りですしねぇ・・・。どこにも安らぎが得られない辛さはよくわかりました。安らぎを求めて「なおえ」に行ってしまったのは必然なんでしょうね。

　伸木に恋したカナが辛そうな姿の彼を見て放って置けなくなってしまったのは無理もないでしょうね。一度は帰ったわけですが、それでも何とか癒してあげたいと戻ってきた彼女の健気な姿にはなんだか泣けてきてしまいました。切なそうな表情がやっぱり恋する乙女って感じで、紺野まひるの演技力に思わず見とれてしまいました。

　ただ、そのことでカナは過去を思い出して辛くなり、妙子は伸木にまたまた疑いをかけてしまう結果になってしまいました。一体これからどうなっていくんでしょうね。カナが妙子の性格をわかっていた上で、最初の修羅場を越えたときは何とかなると思っていただけに、ラストは予想外でした。カナが姿を消したことで、来週からさらに急展開しそうなだけに、すごく楽しみですね。

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