いわぴいのドラマ日記

　妙子の無神経さには今回もまたあっけに取られてしまいました。「あたしの何が悪いって言うの？」という台詞には、「全部だよ！」と見ている僕が即答してしまうほどでした・・・。「妙子は悪くない。全部僕の責任だ」と言い切ってしまう伸木があまりにも切なかったですね。全然悪くないはずなんですが・・・。

　それだけに竹林先生の言葉が温かかったですね。「小早川先生はよく頑張りましたよ・・・」というあの台詞を聞いたら、普通は納得してしまうものなんでしょうけどねぇ・・・。伸木の人のよさが完全に裏目に出てしまっているような気がしたのは僕だけなんでしょうか？

　その竹林先生も結構苦しんでましたね。伸木のおかげで手術は成功したものの患者を前にして逃げ出そうとしたことで相当自信をなくしていたようでした。鹿浜さんのことが大好きなだけにそうなってしまっただけなんでしょうが、自信家の彼にとっては大きな痛手だったのかもしれません。伸木が助け舟を出して、鹿浜さんが優しい言葉をかけてくれなかったら彼もどうなっていたかわかりませんでしたね。病院内での伸木の存在の大きさがわかったような気がしました。

　家庭でも、伸木が出て行くことはちょっとした事件でしたね。あれだけ強気に出ていた妙子が「出て行かないで」というのには正直笑ってしまいました。今まではすぐ離婚を口にしていたくせに、いざその場面に遭遇すると怖気づいてしまうところなんかは完全に負け犬に思えてしまって、あきれてしまいました。しかも、カナを奪い返す気だと仁志にまで告げ口する様は開いた口がふさがらなかったですね。

　ただ、せっかくプロポーズしたにもかかわらず、カナの心の奥からは拒否されている仁志の心中は、伸木の家出で穏やかではないでしょうね。それでも、心からカナの幸せを思う彼の気持ちは本物です。カナの幸せのために伸木に合わせようとする彼の男義に感動しました。再会することで、何かが動き出すんでしょうか？来週はかなり大きな修羅場になっていくんでしょうね。教授にも逆らったことですし、伸木の今後から目が離せなくなりそうです。それにしても、師長はかわいそうでしたね・・・。

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