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いわぴいのドラマ日記

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March 3, 2006
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カテゴリ:ドラマ
 「都立水商!」という小説があるんですが、その中のホスト編で「ホストは惚れるな。惚れさせろ!」という一説があったんですが、今回の話はまさにそんな話でしたね。女性に金を貢がせるのが仕事と言っても、やっぱりホストも人間であり一人の男ですから、女性を愛すると言うこともありますよね。夏輝は今回苦しい思いをしましたが、一皮向けてさらにいい男になったんじゃないでしょうか?女性を愛すると言う意味では、オーナーや遼介は夏輝とは形は違いますが、レミを愛していることには変わりないですからね・・・。

 遼介が売上ナンバー3に上がったことで、聖也派では上を下への大騒ぎになってましたね。抜かれた大河が下っ端に八つ当たりする様子は、見ているこちらもあまり気分のいいものではなかったですよね。売上で勝てなかったのは自分のせいなのに、それを人のせいにするのはどうかと思いますが・・・。光は悪知恵を使って遼介を陥れようと考えたりしますし、聖也の売上至上主義のひずみが見えてきた感じでしょうか?

 まさにその遼介はの切り崩しとして現れたのが夏輝の理想の女の子でした。経験も浅い夏輝は彼女にどっぷりはまってしまってましたね。女優の卵というだけあって、媚びる様子なんかはやっぱり様になってましたし、若い女の子を相手にすることが少ないだけに仕方ないのかなあなんて思ってしまいました。ただ、夜の世界に生きていくにはちょっと考えが甘いような気もしましたが・・・・。

 ただ、人を好きになると言うのは純粋なことですし、それを認めてあげようとする遼介の人としての大きさも見ているのが気持ちよかったですね。客が増えててんやわんやになっているにもかかわらず、今まで支えてくれた仲間を思う遼介の優しさが、派閥の領袖としての彼の存在の大きさを際立たせているような気がしました。レミの遺産は大きいですが、それを引き出したのは紛れもなく遼介の「すべての女性に幸せになってもらう」という理想とそれを支えてくれる仲間を信じるという気持ちだったんでしょうね。

 その遼介の余裕と比較すると今回の聖也はちょっとあせっているように感じたのは僕だけでしょうか?ここの所毎回のようにオーナーに店を譲るように迫っているのが、遼介を怖がっているように見えるんですよね。蓮にも「人の心配している場合か?」と聞いてましたが、遼介との直接対決を避けたがっているように思えました。オーナーと店を賭けた勝負に出た聖也には何か作戦があるんでしょうか?それがすごく気になりますね。

 聖也派の内部分裂のおかげで、遼介派を増やすことに成功し、ナンバー2にまで上り詰めることが出来た遼介が聖也にあらためて宣戦布告するラストシーンは見ていてわくわくしてしまいましたね。初めのころは全く手の届かないところにいると思えた聖也がすぐそこに来たということで、見ているこちらまでぞくぞくします。派閥の人数も増えて客捌きにも余裕が出来そうですし、来週からの展開が楽しみですね。それにしても、久しぶりに見た木内晶子、やっぱりかわいかったですねぇ・・・。

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最終更新日  March 4, 2006 12:16:19 AM
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