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塾の先生なら
ついついこのフレーズを使ってしまう。 一日の授業でどこにポイントを置くか どの問題をその日のメインとしてもってくるか そう言ったことを考えていると 毎回定期テストに出るような問題は 演習問題として必ず入れるだろう。 実力をつけさせるためにさまざまな問題を与える。 しかし、安易に先のフレーズを使ってしまうと 子どもはそればかりを覚えることに力を入れ 地道に自分の力を上げようと努力することを しなくなってしまう。 「これをやれば点が取れる」 と、安易な方に思考が行ってしまう。 特定の問題だけできることが大切なのか、 どんな問題が出ても解けるようにすることが大切なのか という事だ。 うちの塾では、 「次のテストで15点以上得点アップを保証します。」 等と言うことはうたっていない。 その科目だけ、その範囲だけ、そのテストだけ、を 目標としていないし、山を張って それがテストに出て解けたとしても それは実力ではないと考える。 もちろん、力をつけて点を取らせることは重要だ。 しかし、教える側も教わる側も 目先の点のみにしばられ 長期的な視野を失ってしまうのは危険だ。 しっかりと学習することを覚えた子は 10点や15点なんてケチな得点アップはしない。 それも教わっている1教科のみアップなんてこともない。 どう学習すればいいか、 それを覚えた子は 主要5教科の得点がグンと伸びる。 5教科合計100点以上伸びる。 もちろん、伸びる子はもっともっと伸びる。 回り道の様に見えるかも知れないが 地道に力をつけていく方法は 結局は一番の近道なのだ。 中3の内申で結果が出ればよい。 それには、今何をすべきかを考え 地道に努力できる子を育てていきたい。 「テストに出るぞ」 これは うちの塾ではなるべく封印したい。 地道に 毎日努力する。 そんな子が あたりまえにたくさんいる塾にする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月29日 18時59分28秒
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