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風狂夜話2

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2007年12月23日
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うつと対照的なのがそう(躁)状態である。

うつが自己肯定感の欠如と他者との親密さの欠如に原因して

いるのは明らかであるが、逆にそう状態は自己肯定感が著しく、

他者との親密さが強く感じられる。

私の場合は抗うつ剤の副作用による転化ではあるが、

さまざまな顕著な症状があった。

・今まで付き合いのない人に長電話する

・大きな買い物をする

・真夜中に出歩く

・大言壮語する(選挙に立候補するなど)

・たえずけんか腰である

こういうそう状態のときの家族には相当面倒をかけた(らしい)。

うつのときとは真反対の症状なので返ってこわい面もある。

ささやかな家庭ではあるが電話代の高料金や、高価な買い物(株や馬券、本)

または、通勤定期や財布の紛失などのため財政が悪化する。

作家の北杜夫氏のそう状態も有名だがやはり、外出して散財するのが多い。

私も禁治産者のように行動が制限された。

妻はよく未明の散歩につきあってくれた。

私がフラフラして橋から落下しないかとか、警察に不審尋問されないかとか

どこか逃亡してしまわないかと心配したという。

なるほどそういう面はあったろうなと思う。

うつのときは他者とのコミュニケーション能力が極端に欠け、引きこもって

いるがそうのときは誰彼かまわず声をかけてしまう。

自分の器量が過大に思われ、大物感にひたれるのである。

一種のコントロール不能なので知らずに周囲を傷つけたり、困惑させている。

困った人なのである。

いかに精神的健全がむずかしいことか。

うつとそうのバランスをうまく整えることがいかにむずかしいことか。

家庭や職場の人間関係の良好がまず一番と思う。

自己肯定感がもてれば、あとは何とかなると思う。





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最終更新日  2007年12月23日 13時57分39秒
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