カテゴリ:俳句
思想にも旅にも飽いて土筆摘む いくさ負け七十年の春日傘 山眠るみちのくならば宜ならむ 褞袍着て焚火せし父遠昭和 守旧派と酌むも余生やふくと汁 熱燗やアラーの神に言葉なし 酔さめてみちのく伊達のずんだ餅 霞む日やふるさとの山高からず 淡雪を払ひて夜の神保町 読初は松本清張『わるいやつら』 マスクして情報開示なき故国 冬帽を深く被りて夜のシネマ アラブにはアラーの掟砂漠冬 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年02月01日 10時16分05秒
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