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カテゴリ:エッセイ 後書き お知らせ
ハウスゾンネンシャイン(太陽の家)という素敵な音楽堂を併設する
『ルドルフシュタイナー・シューレ富士』の幼稚園クラス「子どもの庭」、 藤本先生より、こんな心和むお便りが寄せられましたのでご紹介いたします。 ちょっとうかうかしていたらご紹介だいぶ遅くなってしまいました! ごめんなさい。 でも秋ののどかな一日の様子が眼に浮かびますね。 いまの季節にぴったりと思います。(10月初めの朝霧高原です) ***************** 【遠足to朝霧高原】 先週は、朝霧高原への遠足があり、子ども達はもちろん 大人も一緒になってとても楽しいひとときを過ごしてきました。何もないところが こんなに楽しいとは思いませんでした。目にはいるのは野原と自然だけ、ゴミひとつ落ちていませんでした。(立派です) ときどきこういうところに来て、心のお洗濯をしたいと思いました。 今週は、たくさん外で遊びました。おままごとはほとんど毎日しています。ある日は 、子ども達がお庭で遊んでいるかたわらで ハンセン先生が木を使って作業をしていました。またある日は、雅子先生が薔薇を植え替えていました。子ども達は興味しんしんでときどき見にいきます。作業の様子を見学するのはとても大切です。 古いベンチが新しい立派なベンチ(ハンセン先生手作り)にかわりました。皆、外から室内への靴を履き替えるときに にこにこして我先にと座っていました。どっしりとしていて、まず座りたくなるベンチです、嬉しいですね。 【公園での遊び】 「子どもの庭」の子ども達は とてもアクティブに遊ぶので、同年齢のお子さんを持つお母さんがたがとてもほめてくださいます。「うちの子は、まったく遊ぼうとしない」 と言いますがそういう方たちは心配しすぎ、手を出し過ぎなのです。 特別な運動を教えなくても、子どもは大人に邪魔さえされなければ、自然に体力がつくし、自分の頭で考えて(落ちないようにとか)工夫するものと、彼女達の様子を見ていつも感心させられています。 公園には落ち葉がたくさん落ちていて、 「かわいい葉っぱがあった。拾っていこう」といってひろうあたり、とても成長したと 思います。1年前はひたすら滑り台を滑るなど、葉っぱには興味がなかったんです。 金曜日はパン屋さんでお買い物。 とても、大切な宝物のようなあつかいでパンを 袋にいれていました。 おやつには、いつもシューレの前の道をお散歩している、しょう君(1歳)親子を招きしました。子ども達がしょう君の手をとって、大人気。お母さんも嬉しそうでした。 藤本 やすえ 〔イザラ書房HOME TOPへ〕 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/26 12:02:59 AM
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