気まぐれ＊旅の日記帳＊

カモンエス公園から聖アントニオ教会をまわって、
いよいよマカオの歴史地区の中心へ向かいます

まず聖アントニオ教会から大三巴街を南方向へ


大三巴街　Rua de San Paulo



現地では「大三巴街ってなんだ？」と思っていたのですが、
「聖ポール通り」という意味だったんですね。

このまままっすぐ行けば聖ポール天主堂跡下のイエズス会記念広場ですが、
途中で左折して坂を登りナーチャ廟へ


6.哪吒廟（ナーチャ廟）



同じく世界遺産のポルトガル統治時代の旧城壁が近くにあるはずなんですが、
「地球の歩き方」に写真が載っていなかったのでどれが城壁だかわからず

この時は夏に行ったマラッカの城壁を勝手に想像していたんですよね。
マラッカはかなり堅牢な城壁だったのです。
マラッカの日記は、こちら

後から調べたらナーチャ廟の向かって左側の壁が旧城壁でした。


7.舊城牆遺址（旧城壁）



うーん、土壁でしたか。。。
マラッカのように地元民と激戦を繰り返していたわけではないのだろうなぁ。

アズレージョの案内板も写真にしっかりと写ってます。
どのみち広東語の「舊城牆遺址」では分からなかったですが

ナーチャ廟から写真右側の高い壁沿いを歩いていくと、
聖ポール天主堂跡の脇にポンと出ることができます。


8.大三巴牌坊（聖ポール天主堂跡）



今までの静かな街歩きからとたんに人混みの喧騒へ、
まるで異空間にスリップしたような変化にかなり戸惑いました。

2層目中央から左の聖人がイグナチオ・デ・ロヨラ、右側がフランシスコ・ザビエル。
1層目にはIHSのイエズス会の紋章もありました。

この時は旧城壁を探していたので大三巴右街を下ることに
その途中の右側に恋愛巷という素敵な小路がありました。


大三巴右街と戀愛巷



恋愛巷(Travessa da Paixão)は地元民（特にカップル）のフォトスポットのようです。
この時は「これが城壁？」なんて言いながら歩いていたのですが

大三巴右街を下ったところがイエズス会記念広場です。


9.耶蘇會紀念廣場（イエズス会記念広場）



天主堂をバックに記念撮影する観光客でごった返していました。
この周辺は日本語の案内板もあってさすが観光地だなぁと思います。

そしてモンテの砦へ行くため大三巴斜巷を登っていきます。





この坂道の途中からモンテの砦への急な上り坂があります。
マラッカのセントボールの丘とよく似たキツイ急坂でした。

ポルトガル人は急坂が平気だったのだろうか。。。
全制覇の目的が無ければきっと登ることはないだろうなぁ。


10.大炮台（モンテの砦）



後からわかったことですが聖ポール大聖堂跡の横から
エスカレーターで丘の上までアクセス出来るようです

頂上の敷地は約1万平方メートルということでかなり広大な要塞でした。
ここからの眺めは素晴らしかったです。





左がグランド・リスボア、右にマカオ・タワーが見えます。
マカオ博物館もありました。





ここからいよいよセナド広場へ、つづく。