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カテゴリ:徒然&子育て/メール投稿
[お食い初め] ブログ村キーワード
今回、お食い初めの鯛は瀬戸内たいたいCLUBさんというお店に発注することにしたんですが、そこで【歯固め石の代わりにタコを用いる地域がある】というのを見かけた”たこ焼き奉行”旦那の目が(☆▽☆)キュピーン
当然の如くタコを発注しておりました。 まぁ、お姫の時みたいに石を添えるよりは、みんなで食べられるタコの方が美味しいからいいか~、とも思いますけどね。 タコというのは、固いから歯がためという意味の他に「食べ物にこまらない」なんて言う意味も持っているそうなのです。 旦那の場合、というか、旦那の家のルーツがそもそも瀬戸内・明石地方の方にあるそうなので、そういう意味でも縁起物で「タコ」を用いるというのは理に適っているのかな?と勝手に解釈。 しかしながら、お食い初めに関しての本当に諸説紛々だなあと思いますよ、ええ。 歯がためという点では梅干しも、その種を歯がため石と見なす習慣もある、というのを前に見かけた事があるし(URLクリップし忘れてソース行方不明・すんません)、そういう意味では、地方色がそれぞれ強く出るものなんだなあ、なんてしみじみしちゃったり。 ただ、ネットで調べても「この風習はどこ地方のもの」というのがなかなかわかりづらいんだよな~お食い初めって。お食い初め報告ブログは(子供顔出し・顔出し無しも含めて)すごくいろいろ出てくるけど、親のプライバシー意識からか「うちはどこそこ住まいです」とか「おじいちゃんの住んでいる●●地方では云々」って明記しない人多いしね。 (それ言ったらうちだって、風習という点では結構曖昧かも。上州・旧家の出身で、弟のお食い初め写真があったのを覚えていて「子供産まれたら当たり前のようにやるものだ」と思い込んでいた私がいたけど、旦那の家の方では「へぇ、そういうことやるの?まぁお祝い事は何にせよいいよね♪」みたいな感じだったし。何準備するの?ってところも、結局ネット頼りだから、いろんな地方のチャンポン状態になっちゃったし) そんな「情報過多だけど信頼性に欠ける」状態の中、いろいろな地方の風習を貪欲に吸収し、それを物販に取り入れるお店のホント多いこと。 お食い初めだけじゃない。恵方巻きとか、いつの間にか、「これが年中行事の定説、かもよ?」みたいなのが、随分横行しているように思うのです。 そういう意味だと、日本人って天性の商売上手なのかなあ、そしてそれに乗せられることを楽しむ民族なのかなあ、と思ったりするわけです。 まぁ「楽しむ」潤滑油として行事・行事食を用いるのならいいのだけれども、日本人は得てしてそれを「当たり前・義務」にさせちゃいがちでもあるからなあ。そこは要注意かも。
☆明石焼き(大玉6玉、特製汁付) 楽しむという点で言えば、それこそお食い初めで明石焼きとかもアリなわけですよ。……と言い張ってしまう明石焼き大好き一家。義務だから、年中行事だから……って諦め顔で食べるよりも、美味しく食べる方が食べ物に対してもいいわよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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