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一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
本のソムリエがお薦めする本日の一冊は・・・
「
【送料無料】コーチングの神様が教える「できる人」の法則」
マーシャル・ゴールドスミス、マーク・ライター、日本経済新聞出版社
【私の評価】★★★★★(93点)
■だいたい会社に入ると、
普通の人ならば、会社に貢献したい、
評価されたいと思って
成果を求めて仕事すると思います。
そして役職が上がっていくと、
役員、部長クラスくらいで、
一つの壁が出てくる。
これを日本では、
「器」と表現しています。
つまり、人間性ですね。
一般的には、
組織の上にいくにつれ、
評価の軸が変わっていきます。
新人・・・労働力
主任・・・知識
課長・・・判断力
部長・・・人間力
役員・・・人の器
という感じでしょうか。
・あなただったらどちらをCFOに選ぶだろう。
会計の知識は並だが、社外の人とすばらしい関係を築き、
ものすごく優秀な部下を管理する能力に長けている人と、
会計の能力は抜群だが、社外の人とうまく関係を保てず、
頭脳明晰な部下を遠ざけてしまう人。(p64)
■この本では、順調に出世してきた人に、
さらなるステップアップ、
つまり器を大きくしてもらうための
注意点を教えてもらいます。
ジャックウェルチが著者からコーチングを
うけたというくらいですから、
あくまでも優秀な人向けです。
あなたの職場にもいませんか?
確かに優秀で、バリバリ成果を出しているんだけれど、
どうもいけすかない人が。
正しいがゆえに、
嫌われるということです。
・若くて、頭がよくて、会社のためを考え、高い倫理観を持ち、
やる気満々、よく働き、企業家精神があって、
クリエイティブで、カリスマ性があり、傲慢で、頑固で、
何でも知っているという顔をする、恐ろしくいやなヤツだ。(p20)
■こうした軌道修正は、
ちょっとリスクがあります。
それは、切れすぎる刃を
隠してしまうと、
元々の強みを消してしまう
可能性があること。
それでも、なお、上に行くためには
状況に合わせて、
自分を変える必要があるのでしょう。
潰される前に。
日本でもこうした傲慢で優秀な人が出世して、
会社がコーチをつけて修正してくれるようになれ、
革新社長が増えるんだろうなと思いました。
こうしたコーチングをうけるべき
優秀な人が増えることを祈って、
ゴールドスミスさん、
よい本をありがとうございました。
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