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今日もテニスをしています。
一冊の良い本との出会いから、あなたの人生に全ての良いことが起こります
本のソムリエがお薦めする本日の一冊は・・・
「
【送料無料】驕れる中国悪夢の履歴書 [ 黄文雄 ]」黄 文雄、福昌堂
【私の評価】★★★★★(93点)
■2005年、中国が小泉総理の靖国神社参を
執拗に攻撃していた頃の一冊です。
当時から中国の態度は同じですが、
最近は、自作デモによる日本法人の焼き討ち、
日本への旅行禁止や日本製品ボイコットと
実力行使や経済制裁を行っています。
中国では、敵を殲滅しなければ、
いつか反撃されるという文化があるようですが、
ついにそのような状況になってきたようです。
・日本人にもっとも足りないのは、
魯迅のいう「水に落ちた犬を叩く」
(打落水狗)精神であろう・・・
相手が再起不能にいたるまで徹底的に殲滅しなければ、
いつか盛り返されて逆襲されると考える(p270)
■台湾生まれの著者が伝えたいことは、
日本人には中国人の異質さは
理解できないであろうということです。
(日本人が異質なのかもしれませんが)
世の中全体が詐欺だらけ。
ニセモノだらけ。
賄賂がないと動かない。
こんな社会で生き延びるために、
中国人は歴史の中で学び戦い続けてきたのです。
オレオレ詐欺で騙されるような
甘い中国人はいないのでしょう。
・中国の一般家庭で子供にいちばん大事なこととして教えるのは、
「人に騙されるな」「偽者を買ってくるな」
ということである(p78)
■著者が教える中国人との付き合い方は、
弱みを見せないこと。
あえて言えば、徹底的に弾圧する。
力を見せつけるということです。
そうすれば中国はおとなしくなる。
逆に言えば、
弱みを見せれば、
中国は増長する。
力を見せ付けなければ、
いつまでも付け込まれるのです。
・満蒙八旗軍が万里長城内に入り、北京に
近づいただけで北京の城民は一変して「大清順民」となり、
わざわざ城外で出迎えた・・・再起不能、
反抗できないほど弾圧すれば、おとなしく奴隷になる(p171)
■仕事ではあまりお付き合いのない国でしたが、
国家として付き合わなくてはならない国。
あまり中国とは戦いたくありませんので、
戦わずして勝つことができるのか。
核を米国から借りるとか、
なんらかの知恵が必要なのかもしれませんね。
黄さん、
良い本をありがとうございました。
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