テーマ:海外生活(7783)
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いつもダイエーの入り口にある花屋さんで、花を買う。
今日はガーベラ。 さんざん迷って、ピンクの濃淡2本を選んだ。 いつもの白人のおばさんが、 「こないだあなたをここで見かけたけど、 忙しそうに通り過ぎてっちゃったわよね~」 と、いたずらっぽく笑う。 髪には白髪が混じっているけれど、若々しい笑顔。 いつも緑のエプロンをして、お花を切ったり、 フラワーアレンジメントを作ったりしている。 私のガーベラを見て、 「あら、この濃いピンク、花びらの縁がちょっと欠けてるわ。 裏にまだあるから、見てあげるわね。」 と、奥へ。 戻ってきた彼女は、色とりどりのガーベラが入った 大きなバケツを手にしていた。 「こっちの方が新しくてフレッシュだから、 この中から選ぶといいわよ。 この変わった花びらのはどう?」 と、いっしょに選んでくれる。 赤、オレンジ、ピンク、黄色、ベージュ・・・ その濃淡で、10種類以上ある色の中から なかなか決められない私。 「あなたをヘルプしようと思って出してきたけど、 かえって私、邪魔しちゃってるかしらね、アハハ」 やっと選んだ私のガーベラに、 霧吹きで水を吹きかけてくれる。 お花がとても生き生きして見える。 ここでは、私の知っている限りでは バラの花束がいちばん安く買える。 あと、余ったお花で作ってある小さなブーケは、 バラ、マーガレット、ユリ、チューリップ・・・ その他小さな花などが組み合わさって、約200円。 赤系統の派手なのを選んでみたり、 ピンク、白、黄色、水色のパステルカラーの ヨーロッパの高原風を選んでみたり。 これを背の低いグラスに挿すと、すごくかわいい。 日本のお花屋さんもまねすべきアイディアだと思う。 もう1つ、ハワイ大学の近くにも まあまあの花屋さんがあるのだが、 ここは売り子の女の子がかわいくない! 前出のおばさんと違って、笑顔が全くない。 多分中国人かベトナム人だと思うけれど、 「アンセリウム? 5ドル」 と、余計なことは一切しゃべらず、それでもいいんだけど、 ニコリともしないのはやっぱりどうかと思う。 私の好きなそのおばさんは、 お化粧もあまりしていない、飾り気のない人だけれど、 どこかに知性が感じられ、ユーモアがあり、 お花が好きでお花屋さんをやっている、という 喜びのようなものが感じられる。 そういう人からお花を買うと、 こちらまでハッピーな気分をもらえるような気がする。 私もあんな風になれたらいいなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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