1650年代のハードバップ黄金時代を支えたピアニストのひとりが
ケニー・ドリューだ。 本作品はストレートなハードバッパーぶりを
伝える、ケニー・ドリューがブルーノートレーベルに残した2枚目の
リーダー作。
数あるバップ系ピアニストの中でも突出したスピード感で、全体を
グイグイと引っ張っていくのが印象的。
ベースやドラムと一体となったときに見せる迫力は手に汗握るものがある 本アルバムの冒頭「アンダーカレント 」でも、ケニー・ドリューのソロは、
速いテンポで強烈なインパクトを与えながら展開していく。
ケニー・ドリュー得意の手法だが、丸みのあるタッチで綴られるソロは
少しもあきさせることはない。
この半年ほど前に『オープン・セサミ+2 』でリーダー・デビューしたばかりの
フレディー・ハバードの溌刺したプレイも聴きものだ。
ケニー・ドリューは晩年、バブル期のうわっついた時代に、
うわっついた日本のレコード会社の元で、うわっ付いた作品を連発させられていたが
そういう諸作が忘れ去られても、このアルバムのような本物はこれからも語り継がれるに違いない
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ジャズアルバム紹介 アンダーカレント/ケニー・ドリューを加筆・修正
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