ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

　最近、どうしても反応してしまう言葉がある。それは「Old（オールド）」「Vintage（ビンテージ）」そして「復刻版」。これってマニア（プレーヤー）にはたまらない言葉。某楽器店のHPを見ると、そこはもう先述の言葉のオンパレード・・・そして何よりもびっくりするのは値段！デフレ・スパイラルだのどん底不況だの、リストラの嵐だの先行きの暗いこの世の中で、異様に輝くその値段。アメリカン・セルマーのサックスなど７０万～１００万クラスまで目白押し。オールドのマウスピースも１個５万～９万円。オイオイと突っ込みを入れたくなるような感じ・・・ただちょっと気になるのは「コレクター」という人たちの存在。オークションのページなどを見ても「当方のコレクション云々」のコメントを読むと？？？になる。楽器は表現の為に使う道具（アイテム）だ。スタンドに立てかけてガラスケースに入れてグラスを傾けながら何百年眺めようとも、その価値は分からない。楽器は演奏してこそ楽器なのに・・・話がそれてしまった。ともかくセルマー社に言いたい！いつ入ってくるかも分からない「リファレンス」なる物を作る暇があるのなら、我々に投資を持ちかけて「アメリカン・セルマー」の完全復刻版を作りなさい！但し、金額は５０万円以下で・・・絶対売れます（と思う・・・）それから日産のゴーンさん。科学特捜隊が乗るようなGT-Rを作るのなら（爆）、KPGCのスカイラインを完全復刻しなさい！（1000台限定でもいいから）５００万でも完売します（と、思う・・・）。
　以上、ビンボー人のつぶやきでした・・・。