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カテゴリ:蛇図親爺徒然草
日本のジャズシーンをリードするプレーヤーの一人「菊地成孔」氏の日記の公開が終了した。先日のテレビ番組「情熱大陸」放映後から激励や感想のメールに混じってウイルスメールやら訳の分からない誹謗中傷のメールがごまんと来たようだ。詳しいことは分からない。ましてや予想・予測の類で彼に対して失礼になってしまうのでこれ以上はコメント出来ないが、みーんな「自由と平等」を履き違えていることははっきりした。
嫉妬や策謀から生まれるものは闇しかない。悔しさはバネになるが、嫉妬をバネにすることは出来ない。 彼自身が音楽との葛藤のなかで生み出してきたものを、その経過を理解することなく簡単に論評することは浅はかな行為だ。無論、「出た(出した)音が全てだという」考え方もあるが、それこそ「貴方はそこまで音を突き詰めて考えたことがあるのか?」と問いたい。 我々は法の下に平等だが、キャリアにおいては対等ではないのだ。キャリア何十年というベテランに、昨日今日始めた初心者が「平等だから」と友達のように接することが果たしてどういう意味を持つのか?考えて見たほうがいい。 読者として彼の考え方に共感を持っていた私としては寂しい限り。しかし、この状況から脱却した彼の今後の活躍に心から期待する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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