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ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

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Jan 15, 2006
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カテゴリ:Jazz
 めきめき頭角を現しているピアニスト「石井 彰」氏率いるトリオのライブを聴く。メンバーは俵山昌之(b)、江藤良人(ds)。
 出だしはソロソロと何かを確かめるような滑り出し。「?」これからどう出てくるの?と言うような感じだった。グランドの中に無造作に置かれているダイナミックマイクからの音が計算したかのように全体のバランスを取っている。
 ベースの俵山氏は一見とっつきにくい風貌。人見知りする正確なのだろうか?しかし、プレイは熱い。オーソドックスなランニングから歌うようなフレージングまで、それこそレイ・ブラウンからペデルセンまで(例えは例えで・・・)と言う感じだ。音程の正確さ、リズムの多彩さも素晴らしい。
 ドラムの江藤氏は旭の東総ジャズ・インで聞いて以来。更に更に進化して、ダイナミックスがもっともっと開いた感じだ。それでいて音がつぶれずに、大きな音で尚且つ見事にソロの山を作り出す。
 そして石井氏(早口言葉になりそう)のプレイも素晴らしい。
 以前、オーシャンブルージャズフェスで、小林 桂グループと日野皓正グループで聞いて以来だったが、イメージは同じで懐が深くなった印象を受けた。アドリブの持って行き方が素晴らしい。時折、スタンダードのフレーズを入れて、聞き手をニヤリとさせるあたりは、さすが(^-^)
 終了後、石井さんと少しお話をさせていただく。物腰も柔らかく、私の話にひとつひとつ丁寧に答えてくださった。人柄も二重丸。ますますフアンになってしまった。
 惜しむらくは手持ちのお金が足りずに(^-^;アルバムを買い損ねたこと・・・お勧めはこちら
石井彰トリオ/Embrace
聞くべし(^-^)





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Last updated  Jan 16, 2006 03:04:52 PM
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