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ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

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Mar 3, 2006
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カテゴリ:Jazz
 何年振りだろう?孤高のピアニスト板橋文夫さんの演奏を聞くのは。
 当時、大学生の私は東京某所のライブハウスで彼の演奏を聞いた。ぼっちゃんぼっちゃんした髪型。音大出のジャズピアニストに周囲の意見はいろいろだった。「型にはまりすぎて」「いやいや、あの個性は凄い」「理解不能」「素晴らしい演奏」など等、レコード評もいろいろだったと記憶している。

 軽く20年振りのライブは、まず彼の立ち姿から意表をつかれた形になった。染めたざんばら髪。ジャージ姿。昔とは全然違う容姿に、しばらくは彼自身だと気がつかなかったくらい(^-^;
 しかし、演奏内容は素晴らしかった。最初に聞いたときにも、そのテクニックとタッチの強さに圧倒されたが、現在もその頃の勢いに衰えはなく。反対に、積み上げてきた経験がすさまじいほどの迫力と説得力で胸を打つ。凄い!こんなにも音楽は深くなれるのか?圧倒される2時間の演奏。当然ながらハーフタイムがあったのだが、それまでの1時間近い間を、片時も手を抜くことなく一つ一つのモチーフ、メロディーを心から慈しむように繰り返し繰り返し弾き続ける彼に感動しきりだった。
 チャカポコと無機質なリズムパターに乗せられる位なら、心臓を鷲掴みにされるような、音の洪水を叩き出す彼のピアノを聴くべきだ。人生観が変わるくらいの衝撃だと思う。

 今夜の演奏は、確実に私の「演奏する心構え」を変えてくれた。具体的にはなんとも言えないが、これからの彼の動向には関心を持ち続けようと思った。





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Last updated  Mar 6, 2006 11:26:39 PM
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