ズージャな親父の徒然ジャズ日記(Jazz Diary)

　吹奏楽の中で演奏をしていて嫌な思いをすることがあった。それはジャズ風にアレンジされた曲を吹くときだ。ジャズをプレイする人が必ずと言っていいくらいに他のメンバーから浴びせられる言葉「やらしぃ～」
　正直、聞き飽きたな。
　サックス以外の木管の人に多いこの発言。若い頃は逆にくってかかったものだったが、いい大人になってからは笑って聞き流す事にしている。
　それにしてもジャズ系の曲をジャズの語法で演奏してウダウダ言われるなんて筋違いも甚だしい。
　ビブラート、ピッチベンド、グロウ、タンギング等々、クラシックにない方法で演奏するからジャズなんでしょ？そうアレンジされた曲を演奏してケチをつけるメンバーの頭の中は・・・
　和食好きの人はうどんつゆでラーメンを食べるのかな？変な例えだけれど、全てを自分の判断基準だけで考えているとろくな演奏は出来ないと思う。ジャズをクラシックの語法でジャズバンドの中で演奏する勇気があるのなら来てみなさい。歓迎しましょ。決して「やらし～」なんて言わないから。でも「どこがジャズやねん！」とは言わせてもらうかも・・・