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テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:オイド氏からの情報
7月8日、水曜日
建設中止となり会社更生法適用となったラスベガスの北ストリップ通りに建設中のフォンテンブルー(写真左)と完成するも未だに4分の3の部屋が売れ残るトランプ・タワー(右)熱風となった南風の吹く中、金色の輝きが虚しい。 Photo by Mr. Oyde 去る四月の或る日、突然、アメリカ銀行、ドイツ銀行、日本の住友三井銀行など10行を含む金融機関がプロジェクトを完結させる為の融資金8億ドルの支払いを止めたと言う理由で3,815室のフォンテンブルー・カシノ・ホテルの建設が中止となった。 フロリダにも同様の企画を完成させている開発会社側は、プロジェクトは7割方完成しており根拠のない理由による融資金の支払い停止は事業の生死に関わるとして銀行側に対し30億ドルの賠償責任訴訟を起こし対抗した。 しかし、開発会社はその後、(日本の会社更生法に当たる)チャプター11の適用を余儀なくされる事態となっている。 銀行側の融資引き上げの大きな理由は、ホテルのコンドミニアム(マンション)部分の分譲販売が全く手付かずで建設資金の回収に不安を感じた為と言われている。 トランプ・タワーも建設発表当時は購入予約が殺到し、二棟目の建設も一時発表されたがプライムローン問題で金融機関の一斉貸し渋りが生じ買い手が住宅ローンを組めない状況に陥り、結局これまで売買契約がまとまったのは全室の4分の1に過ぎないと報道されている。 米騒動やトイレットペーパー事件のような消費者の切迫した心理状態に金融機関が陥ってしまったのが今回の世界金融恐慌を加速させた大きな一因だろう。 いずれにせよ金融機関を含み企業が利益率の追求ばかりに目を向け本来の事業使命たるものを忘れている限り、投資金回収の保険、リスク・ヘッジの大義名分の下、新しい金融ツール(道具)が次々に作り出され何度もバブルが弾け今後も金融恐慌が繰り返されるだろう。 先人が過去の失敗から学んだ知恵を捨てた多くの企業が、言わば金融のババ抜きゲームに踊らされているのだ。 ババ抜きと言えば: ■ 爺抜き 天然OLのN子が昼の休み時間に同僚とトランプをやろうと、A,C,D子を誘った。 A子:「じゃあ、ババ抜きしようか?!」 N子:「う~ん、爺抜きにしよっ!」 C,D子:「そうね、爺抜き、がいい!」 その最後の会話を小耳に挟んだボケ課長。 「おい、おい。 皆でまだ爺には早い私を仲間はずれにする相談か?」 (ボケ課長のひがみ癖は抜けないようだ・・・) ☆★☆えっ、何!?ランキング、乱王!?★☆★ ★リンクしてくださっている方々のリストです。 リストからハンドルをクリックすると各々の方々のブログへ飛んで行けます。 一年中誰かの好きなクリスマス ◎困っちゃったアニマルズを更新しています。(投稿大歓迎!) ■□■これはREAL TIME DIARYです。ジョークには事実無根のものが含まれています□■□■> ラスベガスのストリップ大通りの景色がリアル・タイムの映像で見られます。 痔キル博士のバナー↓です。 リンクの際にご利用下さい。
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