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もぐらのランプ Mole's lamp

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2007年08月12日
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カテゴリ:亡き人
(いきなり縁起の悪いタイトルになってしまったのですが)
母方の祖母が8月10日金曜日13時10分に亡くなりました。

89歳でした。

2週間前までブツブツ文句を言いながらも一人暮らしをしていた祖母。
誰も予想も出来なかった早い死でした。



7月ぐらいから祖母は、布団から起きて来なくなったり、食欲が減ったり、楽しく通っていたデイサービスを休むようになりました。
心配した母や叔母に何でもかんでも用事を頼むようになりました。

でも祖母は、医者に連れて行っても、どういう具合に調子が悪いのか、言わないのです。
血液検査や心電図を取っても「異常なし」。


そして、ケアマネージャーさんなどに
「入院したい」
などと、訴えていました。

3年前に亡くなった祖父の入院生活を見て
「おいしそうな入院食を食べて、レクリエーションもあって、みんなが世話してくれて楽しそうだ」
などと言っていたそうです。


祖母は元々面倒くさがりの性格です。
また、3年前には祖父が亡くなり、祖母はちょっと心細そうでした(あんなに仲が悪かったのに・・・)
だから、みんな
「おばあちゃんは寂しくて甘えたいんだ」
「世話してもらいたいんだ」
と思っていたのです。
(私は「うつ」か何かかと心配しました)


しかし、8月4日の便潜血反応の結果、かかりつけの医師から
「恐らくガンである」
と知らされ、すぐに総合病院を紹介されました。


8月5日入院ということになり、念願がかなった祖母は嬉しそうに湯呑みやらお箸を用意したそうです。


しかし、主治医から母たちには
「末期状態で余命1ヶ月。早くて2週間」
と告げられました(祖母に告知はしませんでした)


それは、母や叔母だけでなく、孫である私や妹、いとこ達にも大きな衝撃でした。


私は11日から専門学校のスクーリングがあったので、この時点で
「もし祖母が早く逝ってしまったとしたら、スクーリングが終わる頃に亡くなる可能性がある」
と思い、早目に会わなければと思って、6日に見舞いに行きました。


個室に入っている祖母は、よく寝て、滑舌は悪いけれどよく喋り、
「京都のあの湯豆腐はおいしかった。また食べたいねえ」
などと言っていました。

「治療して体力がついたらまた行けるよ」
などと答えていました。
演技や慰めではなく、祖母があまりにもその気なので、なんとなくそういう気がしてしまったのです。

本人は自分が死ぬなんて思っていなかったのだろうと思います。
ちょっと入院して治してもらって、また家に戻るって思ってたのかな。

そんな祖母にとても本当のことを告知などできませんでした。

でも、その日のまだ元気な様子を見て私は
「ほんとに余命1ヶ月?」
と思いました。


しかし、数日後には医師から
「いつ亡くなってもおかしくない状態です」
と告げられました。

母と叔母は病院に夜も付き添いました。


私が9日にもう一度見舞いに行った時、祖母は別人のように悪化していました。
祖母は鎮痛剤や酸素などを入れてもらっていました。

私は
「きっとこれが、生きている祖母に会う最後だ」
と思いました。

いつ大阪に帰って来ようか迷っている妹にも、帰れるなら早く帰ってくるようにメールをしました。

その日、2時間ほど病室にいたのですが、自分の体調のこともありスクーリングの準備もあり、帰宅しなければならないと思っても、祖母のそばを離れるのはとても名残り惜しい気がしました。

最後に、祖母に
「おばあちゃん、帰るね。お大事にね。また来るからね」
と声をかけると、祖母はにっこり笑顔を見せて
「ありがとう」
と言いました。


そして、それがほんとに最後になってしまいました。

次の日(10日)、愛知県から妹が祖母のところに駆けつけてわずか10分後、祖母の心臓は動きを止めたそうです。


いとこ達もその日に次々と帰ってきました。
生きている祖母に会えた人も間に合わなかった人もいました。


祖母が本当にいなくなったなんてまだ信じられない気持ちです。


昨日11日はお通夜、今日12日は葬儀でした。


そのことはまた後日、書きたいと思います
(明日から連続7日スクーリングで気持ちを切り替えなければならないので、今日はこれで・・)







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最終更新日  2011年07月25日 03時32分14秒
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