カテゴリ:本・書籍
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最近は客先への電車通勤の時間が4時間近く(往復)になり、読書量が増えました。 その中から、今日は「運命を拓く」の紹介です。 まず著者の中村天風(てんぷう)ですが、私はこの本を読むまで全く知りませんでした。 40年も前に92歳で亡くなっているのですが、私の生まれる前なので尚更かもしれません。 でも、意外と言っては失礼ですが、かなり有名だったのですね。 そんな著者は日露戦争時代に活躍し、死刑寸前や不治の病から生還しました。 その時の“悟り”を世に広く教え、伝えるための本が「運命を拓く」です。 最初は単なる精神論かとも思っていましたが、良い意味で期待を裏切られました。 人生を生きる目的や病に対する心構え、“理想”とは何か、などを見事に説明し切ります。 個人的には、この本を読めば拝金主義的な心の狭さから解放され、 前向きに生きるための哲学を得ることができると思っています。 満員電車の混雑や仕事でのストレス、小さいことですぐ怒るようなこと、 損したことを他人のせいにすること、そういったことのマイナス面から解放されます。 私も通勤電車で読んでいて、思わず自分が恥ずかしくなりました。 少し前までは仕事がうまくいかないと、何かしらの理由をつけて、他人のせいに していましたが、今は全く考え方が変わりました。 「早く帰りたい」「きつい」「苦しい」「嫌だ」「やりたくない」「お前が悪い」 「景気が悪いせいだ」などの言葉は、聞いている他人の心に悪影響を及ぼします。 ネガティブ発言は、他人を不幸にする犯罪のようなものです。 そんなことも、本を読めば心に刻まれていくはずです。 少し昔の言葉なので、読みにくい箇所があるかもしれません。 ですが、それでも心に深く感じる“何か”があるはずです。 個人的には手放したくない一冊です。 クリック応援はとても励みになります! ではでは~。 --- 「運命を拓く」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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