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息子(まもなく24歳になります)と二人で、某保育園のバザーに出かけた。
私は立派に園児のおばあちゃん世代に入っているし、保育園というものを全く知らずに生きてきたので、ぜひ一度中を見てみたいと楽しみにしていた。 息子は・・これまた立派に園児のお父さん世代であるとは言うものの、まだ学生の身分だし、行く前は「僕一人浮いてしまうんとちゃうかなー」と心細げであった。 なぜこんな珍妙な取り合わせで保育園のバザーに出かけたのでしょうか? 推理もの好きの方はぜひ想像してみてください。 理由はね、 息子の彼女Mちゃんがそこで保育士をして働いているから。 Mちゃんは最近ますます頻繁に我が家に遊びにくるようになった。 朝突然やってきて、 「早番だと思って出てきたら間違ってました。遅番なので時間つぶしに居させてください」 と言い、息子はぐぅぐぅ眠っていて起きないので、犬を相手に遊んでいるうちにMちゃんまで寝てしまったこともあった。(我が家はMちゃんの家と保育園との中間点にあるから) 庭をウロウロしている義母に遭遇して、義母の話にならない話に長い時間つきあってくれたこともある。 私にもしょっちゅうメールを送ってくれるし、今年の母の日には息子から幼稚園時代以来のプレゼントをもらったのもMちゃんの差し金である。 私と違って家事全般が大好きといって、来るたびに息子の部屋を掃除・整頓してくれる。そのうちに他の部屋の整頓も手伝ってもらおうかと考えている。 とても人懐こくて細やかな気配りのできる、本当にウチの息子にはもったいないお嬢さんである。 で、保育園のバザー。 小さな規模の保育園なのに、老若男女わんさかとあふれていて息子の心配も杞憂であった。 誰も人のことなんて見ていない。歩くのもやっと、という状態だから。 日用品や贈答品・手づくり品のコーナーなんてすごい熱気。 元々バーゲンとか人が多いのは苦手だし、こういう雰囲気から長い間遠ざかっていた私はとても品定めする段階まで進めなかった。 あきらめてMちゃんがくれた金券を持って食べ物を買いにいった。 「おでんを買って帰るね」と言うと、Mちゃんが 「私の分もおでんを一つ買っといてくださいね。一時に当番が終わるので、それからお家に行って食べるので一緒に持って帰ってて」 おや、今日もやっぱり来るのか。 1時半ごろにやってきたMちゃん、おみやげにバザーに出てたクッキーを買ってきてくれた。 「今日は来てくださってありがとうございました(*^_^*)・・・・以下続く」という手紙つきで。どうせまた会ってしゃべるのに、本当にマメな子だと思う。 保育園って、当たり前なんだけど、椅子とか、棚とか、トイレの便器とか・・何もかもが小さくて可愛い~ これも当たり前だけど、飾りつけも季節感たっぷりで可愛く飾ってあるし。 久しぶりにおとぎの国に迷い込んだような、そんな幸せな気持ちになれました。 Mちゃんは今、0歳児の担当をしていて、「育児ノイローゼ状態」なのだそうだ。 夜中に赤ちゃんが泣いている声を聞いて飛び起きることもしばしばだ、とか・・。 大変そうだけどよく頑張っている。 家事全般が好きで育児までOKなんだもの、もしMちゃんが息子のお嫁さんになってくれた時(今の様子だと、おそらくそうなると思うけど)には、姑となる私はまったく出る幕無し、という感じですね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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