テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:中国
世の女性の例にもれず、義姉もショッピングが大好きだ。
毎日デパートや商店街、家電量販店などで、10時の開店から9時の閉店まで「買東西、買東西」。その間、お昼の休憩をむりやり取らせるのみだ。すごいバイタリティ。中国の女性ってみんなそうなのかなぁ。 ほんとうは、義姉のショッピングには出来るだけ付きあってあげたかったんだけど、みんみんの世話やら食事の準備やらで、あまり出来なかった。 ほんの少しだけど、デパート、アウトレットモール、近所のスーパー・○ピタで、一緒することができた。 婿は最初に行った三越で懲りていて、義姉にあんまり近寄らなくて、ほとんど一人で見てたみたいなんだけどね・・・。 デパートでもそうだったけど、アウトレットモールでも、ひとつひとつの商品を入念に見る見る。ブランド品のバッグなどは、もちろん見るだけ。若い女性の服、食器や雑貨、男性用品、子供の服を次々と見る。だが、義姉の気に入る手頃なものは、みんな中国製だ。 「つぉんくぉしぃ(中国製)」、頭を振る。 まあ、そうだよなー。わたしたちが普段着るものは、みんな中国製だ。 日本製のものを買いたいというが、日本製の安いものを探すのは難しい。どうせなら、生地も仕立ても良いもの、デザインのよいものをひとつくらい買っていってもらいたいけど。 スーパーでは、よく探せば、日本製の比較的安いものもあった。 POLOのネクタイ2000円、など。これはわたし達から留守番のお義兄さんへ買ってあげる。 それにしても、義姉の趣味はよくわからない。もう40歳のはずだが、若い子向けのカジュアルなショップで、シースルーっぽいぞろぞろの服を選んでいる。「くぉあいま(可愛いか)?」。はじめはわたしに買ってくれるのかと思った。どうも自分用。 和風の生地で、猫のアップリケがついたポーチ399円を大量購入。会社の人へのおみやげ。いろいろ色違いがあり、「どれが好看か?」と聞かれ選んでみるが、やっぱり好みが違うようだ。たぶん中国製だよー。 さみしいことに気づいてしまった。 いつもわたし達がおみやげにするのは、デパートで買ったネクタイやハンカチ、ときには高価な壁掛け、置き物などだ。こういうものは、高すぎて圧倒されてしまうらしい。それに価値がわからない。見る目がない。いいものか、雑なものかも。 中国へのおみやげは、日本での感覚で用意しても、どのくらい価値のものか、心を込めて選んでいるか、伝わっていないようだ。 これからは、そんなに気合を入れないことにしよう。さみしいけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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