テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:中国
本(『育児の国際比較』恒吉僚子他、NHKブックス)で読んだことはあったけど、本当だった。
ハイハイや立っちに失敗して床におでこをぶつけたとき、わたしだったら「痛くない、痛くない、大丈夫!」って、もう一度挑戦させたりする。 義姉は、即座にみんみんを抱き上げて、「悪い床め! 悪い床め!」と言って、バンバン叩き始めた。おぅ、やってるよやってるよ、本のとおり。 まさにこのような例えが書いてあった。 子供は徹底的に守る、そのかわり親への服従も徹底する。そうして家族の絆を強める。頼りにできるのは、家族だけだから。 強烈な家族愛と、なにかあっても人や物のせいにして謝らない・責任を取らない性質は、こうやって育まれるのだなあ。 また気づいたのは、赤ちゃんはパンフレットやペットボトルやかばんなどを舐めたりするのが好きなのだが、義姉は「不好吃、不好吃」と言って舐めさせないことだ。 うちでは結構やらせてしまっている。本当に危ないもの・大事なものには触らせないようにするけど。 赤ちゃんはなんでも口で味わって環境を確認していくらしいので、舐めてもいいおもちゃだけで遊ばせるのは不可能だ。なんでもダメダメしてたら、親が疲れてしまうし。 食事も厳格。赤ちゃん用のスプーンや食器を持たせて遊ばせたりはしないらしい。 みんみんが自分で食べてる気になって楽しんでるので、うちではやらせているので、びっくりしていた。 婿が言うには、中国では大人の価値観を子供に覚えさせようとするとのこと。 ふーん、そうなんだ。そんなこといっても、子供はいろいろやるから、全部ダメダメしてたら育児が3倍疲れると思うけどなぁ。 婿は義姉にいろいろ言われていたが、「うちはいいんだ」と言って突っぱねていたようだ。 婿は子供にはできるだけ自由に体験させて育てたい気持ちがあるようで、中国式ではしないつもりのようだ。よかった。 みんみんがちいさいうちは、中国で生活はできないいなあ。 義姉に圧倒されるに決まっている。 言葉もわからないわたしが、中国で子育てするのは不可能でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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