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テーマ:障害児の親として(1428)
カテゴリ:障害者の生活
今日は、年に何度か、市内の中学特殊学級や、養護学校、福祉作業所などの即売会を学校の最寄駅のコンコースで行なう恒例のハートフルという行事のお手伝い。
くーにゃん達も各学年ごとに、売り子さんに立つ。私の担当は、ちょうどお昼から30分。以前、お手伝いした時は、秋だったけど、吹きさらしのコンコースは、とても寒かった。 今回は、お天気もよくさほど冷え込まなかったけど、寒がりの私は、ばっちり防寒していきました。足には、ソックスにホカロンつけて。 思ったよりもブースが狭くて、全ての作品が並べられませんでした。くーにゃんの学校では、木工班、織物班、農作業班、コンクリート班、焼き物班に分かれて、作業が授業の中に取り入れられてます。くーにゃんは、木工班。木をくりぬいてパズルを作り、色を塗って仕上げてます。こういう作品は、買う人も限られてしまうから、売るのには、あまり、よくないですね。 この前のバザー(くーにゃんが騒いだあの日)で、ようやく、気を取り直したくーにゃんんが売り子で売っていたので、欲しくもなかったけど、つい買ってしまいました。でも、700円は高いな~と思いました。これは、この後、どこかの児童施設に、寄付する予定です。 福祉といえども、これからは、生産性を高めないと到底自立なんて、できないです。 コストを考えると、値段もある程度の物になってしまう。それに、障害者の場合、指導員などの手を借りて作ってるわけだから、其の分、非効率という事でしょ? 今日、自分の担当が終わって、他の作業所のところなども回って、パンを売ってるところで、買おうと思ったけど、あれでは、買いにくい。お客さんの事を考えて、売り場に並べてはないもの。一人で、売ることは、できないから、どうしても、二度手間のように、時間がかかってしまう。(障害者が、いちいち指導員に聞きながらの作業)それを、お年のご婦人達は、「面倒くさいから、買うのやめたわ」と帰っていくのを目の当たりした。 でも、時間がかかっても、やっぱり、障害者にとっては、一般の人とのやり取りを通じて、社会性を養っていくから、そういう場も絶対に必要というのもある。 何か、自分達が一所懸命やった事がお金という形になって自分に戻ってくるという経験も必要だし、それが、やりがいにもなるとも思う。が、やっぱり、それを商売という観点から考えると、商売になかなかならないのよね。う~ん、難しい。 効率が悪い障害者にも、お金をそこそこ稼ぐ事ができ、生きがいも持てる仕事。いったい、どういう事があるのだろう。 いつも、こういう場に立つと、考えてしまう。結局、お客さんより、売り子の方が多かったり、関係者同士で、買いあったりになってしまうのではね~。 お金に見合った商品。今は、100円ショップでも大抵の物が買える時代。どうしても、ここで買いたい。そういう意味がある物。もう少し、親も作業所の職員も考えていかなくてはいけないですね。 知的障害者達が働くココファームのワイン。ここのワインは、福祉を超えた味です。以前、TVでも、ここの事を放映しました。大好きだな~。この味 ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックお願いします。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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