|
カテゴリ:感動した事
3週間遅れで、ようやく「オペラ座の弁慶 團十郎・海老蔵 パリに傾く(かぶく)を見た。
こんなに、見るのが遅れたのは、実は、今まで私は、日本の伝統芸能に、あまり興味がなかったのも一つの理由だ。何故だか、子供の頃から、西洋の方に、文化も風景も惹かれてきた。 母は、和のもの、お三味線、日舞のようなものに、興味があり、昔かなり長くお三味線を習っていたので、お三味線の音色にも身近な環境にもあった時でさえ、まるで、興味を惹かなかった。なので、まだ実際に生で歌舞伎を見た事さえない。日本人として、恥ずかしいわね。 ![]() 今回のこのドキュメントも、それほど期待もせずにHDDの整理のつもりで見ていた。 ![]() パリのオペラ座で初めて、日本の歌舞伎を上演するというもの。市川團十郎・海老蔵の親子がダブルキャストでの十八番の勧進帳。勧進帳、十八番などと言う言葉は知ってはいても、中身となるとまるで何も知らなかった。そういう私のような人は、こちらを 皆さん、市川團十郎さんが、白血病で倒れられたことがあることは、ご存知だと思いますが、彼は、オペラ座に立ちたい一新で治療にも励まれて、ようやく舞台に復帰する事もできるようになったそうです。何か目標があることも病気に打ち勝つのには、大切かもしれないですね。 番組は、オペラ座は、バレエ公演、オペラ公演用にできてるいるために、歌舞伎の舞台とは、形が違うので、そこをどのように歌舞伎用の舞台にするかなどの打ち合わせも何度も行われてる様子から始まった。松羽目(舞台の後ろに飾られる松の絵の描かれたもの)を日本では布地なのに、今回は、板に描く事にしたり、オーケストラピットをどうするか。など、親子が、舞台芸術の人達と綿密な打ち合わせを重ねていく様子。 親子でお顔もよく似ていらっしゃるお二人だけども、微妙に思う事は違って、意見を戦わせる様子なども興味深かったです。 あまり好きでなかったお三味線などのお囃子の音を初めて、素敵だな~と見ていて、気持ちが高ぶりました。特に笛の音色が良いわ~。あの独特のお化粧、見得。そして、二人が最後まで、折り合いがつかずに結局違った演出をした飛び六法と呼ばれる花道を片足で、とっとと片手をあげて、片足飛びのような?舞台上からの引っ込み方。 花道のないところに、急遽、舞台から、客席まで傾斜をつけて、花道をこしらえてみてはどうか?と海老蔵さんが提案。 しかし、團十郎さんの方は、傾斜のある花道を片足で体重をかけて、降りてくるのは、危険と舞台の下手にそのまま引っ込む演出をとられた。 海老蔵さんは、あくまでも花道にこだわって、その傾斜のある花道を片足で行く飛び六法で客席から引っ込む方を取られました。 TVで見る限りでは、花道を通る方がインパクトがあるように思えました。それでも、公演後のレセプションで、海老蔵さんは、「まだまだ満足していない」とおっしゃってて、プロを感じさせました。 なかなか、見ていて、感動ものでした。 初めて、歌舞伎を生で見てみたいなと思った~。 私の場合、興味を持って初めて、そのことについての知識が入るタイプなので、歌舞伎についても、もっと知りたいなと、夕べは、検索かけまくり ![]() 知らなかった日本の伝統芸能、歌舞伎について、ちょっとだけ、知識としてはわかりました。が、やっぱり、こういうのは、生で見て感じてみたい。 バレエもいいけど、歌舞伎。今度、歌舞伎を絶対、見に行くぞ! ![]() ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックお願いします。 人気blogランキングへ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[感動した事] カテゴリの最新記事
|
|