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カテゴリ:趣味
タイトルの「もものかんづめ」を食べたわけでは、ありません。
活字中毒とまではいかなくても、本を毎日読まないといられないのが、夫なんです。 せっせと、近所の図書館に行っては借りてきてます。以前は、買ってましたが、何せ、すごく場所とるので、(買ったら捨てない人)借りてくるようになりました。 最近、彼が「おもしろい」と私に、またもや、読んだら、と言ってきたのが、これです。 ちびまる子ちゃんの作者のさくら ももこ さんのエッセー。かなり前の本ですが、結構、気楽に読めるので、このところ、活字離れの私も寝る前にざざ~っと読んでしまいました。 特におもしろかったのが、彼女のおじいさんの亡くなった時のことを書いてあるもの。 死ぬというシリアスな場面なのにも関わらず、彼女も彼女の姉も大笑いしてしまったというの。その文のタイトルは、「メルヘン翁」ってまたそのタイトル自体がおかしいよね。 おじいちゃんが、死んだ時の顔がおかしかったからというかなり、他の人が聞けば、不謹慎とも思われるもの。なんだけどね。 で、その後の話というのがあって、そこに書いてあるのでは、おじいちゃんというのは、ちびまるこちゃんのおじいちゃんとは、まるで違って、家族に愛情を持ってなかった人の様子です。なので、彼女もまるで、何もおじいさんには、特別な感情も持ち合わせてなかったのだそう。彼女は、血のつながりよりも人間関係は、その人の事を自分は、どう感じるか、その人を好きか嫌いかからつきあいを始めるんだそうです。ようするに、彼女は、家族の両親、お姉さんは、好きだったけどお爺さんのことは、好きじゃなかったんですって。彼女が特別でなくて、自分の両親や、兄弟、姉妹であっても、そりが合わない、余計に、嫌いだと言う人も多いことだと思います。ちびまるこちゃんの中のまる子とおじいちゃんの様子は、彼女の願望なわけなのね。 うむうむ、このおじいさんは、きっと家族よりも、自分が大事という石原慎太郎のような人だったのだろうな~。 舅にも似てるかも・・・なんてチラリと思ってしまった。 おもしろくて、そして、クールな見方なももこさんのエッセーは、なるほど、まる子ちゃんの物の見方感じ方、そのものなのね。まる子ちゃんが好きな方には、お薦めの本です。 ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックお願いします。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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