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テーマ:好きなクラシック(2295)
カテゴリ:趣味
昨日の午後は、「音楽講座」4回目だった。今回は、室内楽について、「室内楽コンサートを企画する」という副題がついた講座。講師は、東京フィルハーモニーのチェリストの黒川正三さん。
最初の30分、くーにゃんの帰宅を待ってたので、遅れて聞けなかったのが、残念でした。 室内楽は、弦楽四重奏や、木管五重奏のように少人数の器楽のアンサンブルを言うそうです。 室内楽は、編成が小さいため、会場があまり大きくないので、演奏家との距離が近く生の演奏を体感できる。演奏家の一人一人が個性的な魅力や存在感を感じさせてくれ、親しさも感じる。 そんなオペラや、大きなコンサートとの違いや、どういうのが、楽しいコンサートの条件になるかなどをお話してくださいました。 また、実際に、私達が講座を聞いていた会場は、大会議室だったので、なんのおもしろみもないところだったのですが、そこを室内楽コンサートの会場に見立て、少しでも、コンサート会場らしくするには。といった実際的なこともしてくださいました。まず、椅子の並べ方を変え、次に、照明を変えて、実際に残りの30分弱は、黒田さんが演奏をしてくれました。 照明を変えただけで、ぐぐっと、雰囲気が出たのには驚き。白熱灯から、ダウンライトに変えて、スポットライトを演奏家にあてたというだけで、すっかり、その場は、コンサート会場のようになったんですよ。 そして、思いがけず、チェロの生演奏を間近で聴くことができて、聴講生の私達は、大喜び。 まず、バッハの無伴奏組曲の1番のプレリュード。これは、きっと、メロディーを聴けばみなさん、チェロ曲に詳しくなくてもすぐにわかる曲です。このバッハの無伴奏というのは、6番まであって、その6番までのそれぞれに、6曲づつあるという本当は、すごく長いものだそうです。 次の曲は、皆さんこれもご存知だろうサン・サーンスの白鳥。何調の曲かわからないけど、ハ調にすると、「ドシミ ラソド レ~ミファ~ラ~シドレミファソラシミ~」というメロディー。この曲は、私も大好きです。 チェロって知らなかったけど、5オクターブも出るのだそうですが、やっぱり、私の好きな音は、低音部です。私は、ヴァイオリンなどのように高い音よりもチェロ、コントラバスなどの低い音の方が好き。 最後に、また無伴奏の最後の曲を弾いてくださってあっという間に、講座は、終了でした。 この講座担当の、文化振興財団の方のお話がシメにあったのですが、すごく講師の方たちにも、この講座は、評判が良いという事でした。みんな私語など全くなく、すごく真剣なまなざしを向けて一言も聞き漏らさないぞくらいの受講生が多いからなのでしょうね。 私は、でも、昨日は、一瞬、と~っても眠かったのですけどね。 芸術の秋らしいひと時でした。 ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックお願いします。 人気blogランキングへ 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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